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データで見る日本社会 – 役に立つオープンデータサイト

 

GRIの臼井です。

2013年に子供が産まれてから「子供にまつわる話題を読むこと」や「今まで経験のない物を買う・お金を使う」ことが多くなってきたんで、それを機会に子育てにまつわる出来事を中心にレポートしています。子供がいらっしゃらない方にも、こちらの記事から子供にまつわる様々な出来事を想像していただければ幸いです。ドウゾ、ヨロシク。

今回は、コラムを書いている時よく眺めている「データソース」の話を一度しておこうかと思います。

私が書いているコラムは子供にまつわるネタということで、まず大きなテーマを考え、それから以下の3サイトを眺めてネタをねって、その後データを探しに行ったり、考えていたりします。

■総務省統計局

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http://www.stat.go.jp/

「政府の中枢的な統計機関として、国勢調査を始めとする国の基本的な統計の作成を担当している(Wikipediaより)」ということで、政府の機関なのでベタで、いっけんお硬いイメージですが、考えの大元になるデータは思いの外満載です。

例えば人口に関するデータ、「人口推計-平成26年8月報- (*PDF)」なんかを眺めてみると、平成17年からの推移を見ることができ、「『出生児数』の減少はもとより、『死亡者数』がかなり増えてきているんだなぁ」とか、「入出国数を見ると、全体的にこちらも減ってきているんだ」とか感じることが出来ます。

また、「男女別人口」なんかを眺めてみると、「現在全体では女性のほうが人口が多いけど、基本50代位までは男性が多いんだ。55歳辺りから男性がガクンと減ってきているのは、第2次大戦のせいかな」等など、というように見ているうちに時間があっという間に飛んでいきます。

また、サブコンテンツも充実しており、例えばこれ「東京オリンピック時と現在の状況について」。現在と過去のデータを比べていて「新聞は現在月額3,250円に対し、1964年は450円!!」なんてデータ、あ、また時間があっという間に立ってしまいました。

まとめるとこのサイト、基本的な人口関係のデータを元に思考するために利用しています。

■生活定点

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http://seikatsusoken.jp/teiten/

「20年分の生活者観測データを無償公開!」ということで、博報堂生活総合研究所で1992年から隔年でおこなった定点調査です。こちらのデータは主に衣食住の生活に関わるテーマで、全体、及び性年代別に各指数をしてまとめたデータがまとまっており、また時系列グラフを自動作成する機能もあります。

例えば、 飼っているペットのデータを元にグラフを作成してみました。

Image8 1

。。。あくまでも例です。。。といったように、生活に関するかなり細かい項目までデータをとっているようです。

また、以前書いたコラムの中でも、「男女平等感が変わりつつある」という点をこちらのデータを元に考えていたりしました。

項目によっては1992年からはデータがないものの総合的に見てかなり使えるデータかと思います。こんなデータが1500項目あるのでこちらも見ているだけでも日が暮れます。

■社会実情データ図録

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http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/

最後に、こちら。私がまだ若い頃、ネットサーフィンをしていた際に見つけた、かなりマニアックなデータを収集しているサイト。

このようなサイトは大体更新が途絶え、最新のデータが無かったりするのですが、こちら未だ更新し続けられているサイトで、「継続は力なり」をまじまじと感じます。

データのジャンルは様々であらゆるジャンルのデータを扱っていますが、特徴としてはシンプルなグラフデータが多いと思います。グラフデータと合わせてデータ解説があり、こちらは少々統計の専門用語もでてきますが、わからなくても内容はわかるものとなっているかと思います。

ちなみに、こちらの管理者の方のインタビュー記事がちょうど記事なっていますので合わせて御覧ください。大変為になります。

データに騙されないための3つの方法――「社会実情データ図録」管理人に聞く 本川裕×飯田泰之

では、最後に最近買ったものの紹介です。

■エルバビーバ チルドレン サンスクリーン 75ml SPF30

エルバビーバ チルドレン サンスクリーン 75ml SPF30

夏が終わるさなかで何なんですが、日焼け止めです。まあこのエルバビーバさんのクリーム、よく塗っていたりします。効能ははっきり言ってほか使ったことがないのでわかりませんが、赤ちゃんの頃はよく乾燥してかさかさになってたので、ボディークリームやベビーリップCバームなども使っていたりします。基本このような商品、1点買って肌とかに問題なければそのシリーズを変えることなく使い続けるという習性が親にはあるように思えます。ちなみに何にもまして、うちの子供この容器が大変お気に入りで持たせておくとオムツ替えが楽な逸品です。

そんな感じで、これからも引き続きレポートしていきたいと思います。

~今回のおさらい~
結論:データを見ていると時間がどんどん過ぎていくので、目的を持って調べましょう

では、またいつか