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ブランディングってなぁに?

日頃、ビジネスニュースや広告などで「成功した企業のブランディング術とは?」といったタイトルを見かけたり、「ブランドマネージャー」といった職種を耳にしたことがあるかと思います。「ブランド」と聞くと、ルイ・ヴィトンやエルメスみたいなブランド品が思い浮かんでしまうが、実際のところはどうなんだろうと思い、調べてみたことの備忘録です。

※座学レベルの内容であるため、初心者向けになります。

ブランド、ブランディングとは何か?

ブランドという言葉は、「マーケティング」や「DX」といった言葉と同じように、人によって解釈の仕方が変わる言葉だと思っていることを前提とします。「ブランド」とは、製品やサービスに何かしらの意味や約束が付いている状態のこと、つまり「製品+意味・約束」だと現時点では解釈しています。

例えば、ルイ・ヴィトンは、”製品(例えばバッグ)を持っている時の自己肯定感や、高価なものを購入できるまで頑張った達成感”を提供しており、ドン・キホーテは、”製品を最安値で手に入れられている”という満足感を提供しています。

すなわち「ブランディング」、製品やサービスに狙った意味付けを行う作業のことを言います。その作業は、下記のような手順で進められるんだろううなと思っています。

 

①自社製品をユーザーにどう思って欲しいのかの設計を行う

例えばドン・キホーテであれば、「ドンキに行けば最安値でモノが手に入る」と思って欲しいと考えているはずです。(妄想)

②その通りに思わせるための施策を打つ

実際には「記号」で表されることが多い気がします。ここでいう記号とは、ユーザーが五感で識別できるもののことです。「ロゴ」や「音声」、「キャラクター」、「匂い」、「キャッチコピー」などもブランドの記号として使われます。
ドン・キホーテであれば、「驚安の殿堂」というキャッチコピーを作り、店舗の看板や内装で大々的に露出し、BGMでもアピールするという施策を行っています。(気づいていないだけで他の仕掛けもあるとは思います)