データサイエンス

これでもやもやをスッキリしよう!~コマーシャルの音楽データベース~

普段テレビやラジオで見たり聞いたりするコマーシャルは人の記憶に良く残ります。何度も何度も繰り返し流れ、とにかく耳に曲が入ってくるからです。無意識のうちに口ずさんでしまったことや、「それってあのCMの曲でしょ!」と話題にすることも日常よくある光景ではないでしょうか。

しかし、初めてコマーシャルを耳にして曲が良いと気に入っても、誰が歌っているのかも、曲名もわからないという状況に出会ったことはありませんか?「これってあそこのスーパーで流れているな、でもな誰が歌っているかわからないや」「これ、あの洋楽の歌手の曲だけど曲名ってなんだっけ」「フレーズはわかるんだけど、歌手名も曲名もわからない」なんて、多分誰しも1度は経験したことがあるかと思います。”もやもや”してしまう経験ですね。

「これなんだっけ?」を調べるデータベース

現在、コマーシャルの曲について調べるとなると、国会図書館のデータベースや、耳に残る♪CMソング特集などの検索になります。もしくは、ネット上に散乱している様々な情報を自分で探す、などが考えられます。でも、「この間マルエツで聴いた●●●というフレーズがある曲名ってなんだろう」となったときに、なかなか検索に困っりませんか?

そこで、こういった大勢の人のもやもやを解決する、「コマーシャルの音楽データベース」があったら良いなと思います。下に図としてまとめました。

ユーザーには、曲名がわからないが歌詞はわかる、アーティスト名だけわからない等、色々なパターンがあります。そこで、とにかく思いつく単語(キーワード)を入力してもらいます。例えば、上戸彩さんが登場していたCMだったなと記憶していれば、「上戸彩」と入力します。

そうすると上戸彩さんに関連したコマーシャルの一覧が出てきて、そのコマーシャルで流れているアーティストの名前と曲の一覧が出てきます。この候補の中から探すことができ、且つ視聴することができます。
重要なのが、このとにかく思いつく単語を入力すると検索として候補のアーティストや曲が上がってくることです。ぼんやりとした記憶の中にある情報から可能性ある候補を表示させることによって、ユーザーが持っているもやもやを解消するのです。

特に、このツールは流行にキャッチーな若い世代ではなく、それよりも年齢や世代が上の人に適しているのかもしれません。若い世代にくらべると使いこなせる検索手段が限られているので、このページに集客できる可能性があります。

膨大にあるコマーシャルのビッグデータを一つの場所に集めて、誰でも簡単にアクセスできるようにすれば、ユーザーにとって大変メリットのあるページとなるでしょう。

■参考資料
・国会図書館:リサーチナビ

 

・耳に残る🎵CMソング集

(担当:開発チームS)