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【補足】原色絵を見やすくするためのもう一つの仕組み

前回の記事の補足です。

【中級者向け】原色を使おう初めまして。みなさんは絵を描く時やデザインをする時に、よりきれいに見える色使いをご存じでしょうか? それはベースカラーが75%、ア...

カラフルな原色を多く取り入れた場合の欠点の一つとして、見づらいというものがあります。
前回はその見づらさを軽減させるためにの工夫として、色の配置や色の明暗などで差をつける必要があると紹介しました。

しかし、残念ながらそれだけではまだ見づらい場合があります。
さて、どうすればよいのでしょう。その対策が実は前回の画像にすでに実践されています。この画像のどの部分だかわかりますか?

 

正解は構図です。

この絵は構図によって視線誘導を図っています。この例では下図矢印のように誘導され、自然と中央に視線が向かうようになっています。漫画の集中線と同じ要領ですね。

このような視線誘導に役立つ構図は、なにもこれに限ったことではなく数多く存在しています。極端な話、視線を誘導できるのならば構図という形式でなくとも問題ありません。前記事の色の明暗も立派に視線誘導として機能します。

今回は色がテーマですのでこれ以上掘り下げませんが、いずれ気が向けば構図をテーマにした記事を出すかもしれません。

それはまた別の話。では。

NH
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