よく、以下のような各担当者が複数の商品を扱う場合、その組み合わせはそれぞれ何個あるかを調べないといけないことがありますよね。いや、いつかあなたにもやらないといけないシーンが出てくるはずです。その時の参考になれば幸いです。こんなときは1回作ればあとはデータ放り込んで毎回自動作成してくれる「Prep」使って作成ですね。考え方のポイントはこちらです。
1)【複製】
データを手を加えずに複製します。クリーニングステップ作るだけ。ここ思いつけば9割完了です。
2)【結合】
担当で結合します。
結合すると担当が重複する([担当-1]が作成される)ので削除しておきましょ。こんな感じのデータができたはずです。
3)【整える】
全組み合わせがでてきているので同一のもの(バナナとバナナ)は削除しましょう。簡単ですね。一応作業で使ったいらないフィールドは各処理でやっつけておくほうが整理しやすく、思わぬ事故も招きにくくなります。
4)【集計】
最後に集計をかけます。[商品][商品-1]をグループ化したフィールドにいれてください。こんな記事呼んでいる人に説明いらないと思いますが、一応キャプチャいれておきます。グループに商品両方突っ込んでください。組み合わせが何個あるかなので。
完成です!
この自分のデータを自分のデータに自己結合させる点は様々応用できるので試してみてください。
これで「ペアとなるデータの数をPrepで抽出する」なんて使う機会が今後あるのかないのかのレアケースのがあった場合も、動揺せずに「そんなのPrepで簡単にできますよ」といえますね。他の方法も色々あるかと思いますがこんなやりかたどうでしょうか?
ちなみにこの技で作成したリストは、あるシステムのレコメンド機能の元データとなり活用していたりします。りんごとみかん、みかんとりんごと両方のデータが必要なため出力してますが片方だけにするとかちょっと難しそうだなぁと思ってます。