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Google検索改行可能に ーBard導入の伏線かー(ChatGPTビジネスレポート)

Google検索改行可能に ーBard導入の伏線かー

Googleの検索エンジンでShift+Enterを押すと改行できるようになりました。だから何?と思われると思います。現段階でのメリットとしてはアスキーアート*などの複数行からなるコンテンツを検索しやすくなります。ただ、アスキーアートなんて検索しようと思うことは滅多にないですし(自分は一度もありませんでした)、なんのための機能?と困惑する声が多いです。

*アスキーアート:文字や記号を組み合わせたアート

 

実は、この機能はGoogleが開発した大規模言語モデル”Bard”をGoogle検索エンジンに導入する際の伏線なのではないかと言われています。改行が可能になり、かつBardがGoogle検索エンジンに導入されればプログラミングコードや複雑な文章などをA Iに渡しやすくなり、欲しい情報をより正確に得ることができるようになります。

現在世界を代表する多くのIT企業が大規模言語モデルを開発をしていて、特にOpenAIのGPT-4というモデルが注目されています。しかし、Googleが今までリリースしてきたサービスに大規模言語モデルを導入すれば、大規模言語モデルの主流はBardになるかもしれません。大規模言語モデル戦国時代とも言える現代で覇権を握るのはどの企業なのでしょうか。

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