働き方

転職して気付いた小規模な会社と大規模な会社のメリット

こんにちは!yokochanです。

私は現在社会人2年目で、一度転職を経験しています。
以前は社員2,000人規模のそこそこ大きい会社にいて、今は約40人のわりと小さめの会社にいます。

在籍期間はどちらもそこまで長くありませんが、規模の小さな会社と大きな会社でどちらも違った良さがあるなと感じたので、転職して気付いた小規模な会社のメリット大規模な会社のメリットをまとめてみようと思います。

小規模な会社のメリット

① 会社のことがよくわかる

社員が少ないと物理的にも精神的にも会社の中心との距離が近くなります。
物理的な面で言うと、社長や取締役がオフィスのすぐ近くの席に座っているし、話そうと思えばすぐに話せる環境にあります。
精神的な面では、「自分はこの会社の40分の1の存在なんだ」と思うと一つ一つの行動が会社に与える影響を強く感じます。

こうした環境にいると、
「経営層の人はこんな風に考えているのかあ」
「自分の仕事はこのくらいの利益になっているのかあ」
など会社のことを自分事に捉えやすくなり、モチベーションにつながると思いました。

②基本的に自由

これはベンチャーなどでよく言われることですが、なにかと自由にできることが多いです。

自由と言うと何してもいいように聞こえますが、あくまでも成果を十分出せるのであれば自由、ということです。

大きな会社では、服装・勤務時間・勤務場所などが決められていることが多いです。(最近は変わりつつありますが)
しかし、業種にもよりますが、いつ・どこで・どんな服装で仕事をしようと成果にはほぼ影響しません。
こうした成果に影響を与えない部分に関して自由であるというのが小さな会社の良い点です。

また、社員が「こうした方が仕事がしやすい!」という声が通りやすいので、成果の出しやすい環境にどんどん変わっていく傾向にあると思います。

③成長しやすい

これもあるあるですが、求められるものが大きくなりがちで、経験が少なくても責任を持たなければならない仕事が多くなります。
そのため、必然的にいろんな経験を早いうちに積むことになり、成長につながります。

個人的には成長したくてしているというよりは、仕事をうまく進めるためにやっていたことが気付いたら自分の成長につながっていたという感覚で、なんとなくお得な気がしています。

大規模な会社のメリット

①事務作業の手間が小さい

意外な感じですが、私はこれが大きなメリットだなと感じました。
大規模な会社では比較的社内インフラが整っているので、事務作業はだいたい定型化されています。
そのため、手続きなどで時間を多く使うことなく、本業に集中できる時間が増えます。
中には定型化されたものが多すぎて逆に処理が面倒な大企業もあるかもしれないですが、全社員の時間を使う話になるので効率化されていることが多いでしょう。

また、事務専門の社員がいるなど管理体制がしっかりしていることが多く、安心して任せることができるので精神的にも楽になり、本業に集中できるのもメリットになります。

②孤独になりにくい

今のご時世的にはリモートワークが増え、人と関わりが少なくなっている傾向にありますが、やはり規模が大きな会社だと同期や自分に近い境遇の社員が多くいます。

「こんなことで困ってるのは自分だけだろうか……」ということはたいてい別の誰かも同じことで困っています。

自分だけが違うことをしているという状況があまりないので安心感を得ることができ、精神的に余裕をもって仕事ができると思います。

③個人にかかるプレッシャーが小さい

まだ自分が1,2年目の若手であるときはそこまで大きな責任を伴う仕事を任せられることは少ないです。
多少できなかったりミスをしても上司がカバーしてくれることが多いし、仕事を任される前にはきちんと研修が数カ月あることが多いです。
求められることも初めのうちは言われたことをやるだけで十分という状況もあります。

そして言われたこと以上に仕事ができればその分評価されるので、少しの頑張りが評価につながりやすいというメリットがあります。

まとめ

以上は私の少ない経験で感じたことですし、何を良いと思うかは人それぞれだと思います。

もっとも、ここに書いた内容は会社の構造的にこうなりやすいというものに過ぎないと思うので、仕事を選ぶ本質的な部分としては、
「どんな仕事がしたいのか」
「どんな人と働きたいのか」
などの会社の構造とは別の部分のほうが重要ではないかと私は思います。

yokochan
データ基盤構築やデータ可視化をやっています。 夏は沖縄の海、冬は北海道の山、年がら年中ももクロのライブ会場。