「枠にとらわれない思考」という言葉を耳にしたことはありませんか?実は、これこそがラテラルシンキングの本質です。ラテラルシンキングは水平思考とも呼ばれます。一つの方向へ垂直に掘り下げていく論理的思考(垂直思考)と対比してそのように呼ばれています。1960年代にエドワード・デボノ博士が提唱したこの考え方は、私たちの脳に眠る無限の創造性を解き放つ鍵となっています。今回は、このワクワクするような思考法の魅力に迫ってみましょう。
ラテラルシンキングって何だろう?
既存の「当たり前」を疑う勇気
「スマートフォンは長方形である必要がある?」「大学の授業は教室で行う必要がある?」—— ラテラルシンキングは、このように私たちが「当たり前」と思い込んでいることに疑問を投げかけることから始まります。
視点を180度変えてみる
例えば、「なぜゲームは娯楽だけのものなのか?」という問いから、教育用ゲームという新しい分野が生まれました。このように、物事を違う角度から見ることで、新たな可能性が見えてくるのです。
直感を大切にする
データや論理も大切ですが、時には「なんとなくそう感じる」という直感が、革新的なアイデアの種になることがあります。アップルの故スティーブ・ジョブズも、直感を重視していたことで知られています。
なぜ今、ラテラルシンキングが注目されているの?
変化の激しい時代だからこそ
スマートフォンやAIなど、10年前には想像もできなかった技術が私たちの生活を変えています。このような時代に必要なのは、従来の枠にとらわれない柔軟な発想力なのです。
イノベーションの源泉として
テスラは「自動車はガソリンで動くもの」という常識を覆し、電気自動車市場を切り開きました。これこそ、ラテラルシンキングがもたらした革新の一例と言えます。
3. どうやって実践するの?
Step 1: 「それって本当?」と問いかける
例えば、「大学生は就職活動をするべき」という考えに対して、「起業という選択肢はないのか?」と考えてみることから始めましょう。
Step 2: 異なる分野をつなげてみる
音楽×テクノロジー、食×ITなど、一見関係なさそうな分野を組み合わせることで、新しいアイデアが生まれることがあります。
Step 3: 失敗を恐れない
ラテラルシンキングで大切なのは、「変な考えかもしれない」と思うアイデアも大切にすること。むしろ、そんなアイデアこそが革新的な解決策につながるかもしれません。
さいごに
ラテラルシンキングは、私たち一人一人が持っている創造性を解き放つための道具です。大学生の皆さんこそ、この柔軟な思考法を身につけることで、未来を切り開く新しい視点を手に入れることができるでしょう。ぜひ、日常生活の中で「それって本当にそうなの?」と問いかけることから始めてみませんか?
※この記事で紹介した企業の事例は、ラテラルシンキングの考え方を理解するための参考例です。実際の開発プロセスはより複雑で多面的なものとなります。
(了)



