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【After Effects】イージング実践編:緩急をカスタムしよう

前回イージングの解説、入門向けの実践をお話ししました。

【After Effects】イージングお手軽入門編:動きの緩急って何?モーショングラフィックの中にはやたらと図形が複雑な動きをしていてなにやらすごそうなもの、ありますよね。しかし、そういった動きは大まかに3...

今回は、それを踏まえてこれじゃ緩急が足りないよ!となった人向けの記事です。実際にイージングを自力でつけていきましょう。

1.「イージーイース」をかける

前回の記事を参考に、グラフエディター上で「イージーイース」をかけてください。

さて、イージングを自分で編集していくにあたり使っていくのが、黄色い線こと「ベジェハンドル(以下、ハンドル)」です。イージーイースを選ぶと両側にハンドルが出ていじりやすいため、自分で編集する場合はイージーイースを選ぶようにしてください。

2.編集しよう!

では実際にいじっていきましょう。
前回の復習ですが、イージングの動きは基本大まかに「等速」「加速」「減速」の3つで出来ています。等速は◆(キーフレーム)を置くだけで完成するのでパスします。

今回は「加速」「減速」そして、両方を組み合わせた「加減速」を作っていきましょう。
※上から加減速、減速、加速です

前提として

基本的にどの曲線を作るにしても、カーブが急になるほど動きも極端になっていきます。

雰囲気に合わせて変えましょう。

 

加速

動きがだんだん早くなる曲線です。
出だしのハンドルは横に、終わり部分のハンドルを縦に向けます。

 

減速

一気に動いてゆっくり止まります。体感使用頻度が一番高い曲線です。
これだけでも覚えるとかなり制作の幅が広がります。
曲線のハンドルは加速の時と逆で、出だし部分は縦、終わりの部分は横にハンドルを向けます。

 

加減速

加速と減速の両方です。「加→減→加」のパターンと「減→加→減」のパターンがあります。

「加→減→加」
「減→加→減」

これらを組み合わせることによって映像のメリハリがついて完成度の高い映像に近づきますよ!お試しあれ。

NH
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