統計学

統計データ参考サイトのご紹介

各種統計データを調べるのにとても参考にしているサイト(データ)を2つご紹介です。
※私の回りで知らない、知ってるけど利用した事がない方が結構多かったのでご参考になれば幸いです

■1つ目:データカタログサイト試行版(政府統計データ)

以下はサイト内ある紹介文です。

このサイトは、「データカタログサイト」の試行版として、各府省の保有データをオープンデータとして利用できる場をつくり、データの提供側・利用側双方にオープンデータのイメージを分かりやすく示すことを目的としています。
これにより、オープンデータの利用を促進しその利用事例の収集に役立てるとともに、試行版に対する利用者等の意見をもとに、本格的な「データカタログサイト」の整備に向けた改善点の検討を行います。
登録しているデータについては、「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ」において重点分野とされた白書、防災・減災情報、地理空間情報、人の移動に関する情報、予算・決算・調達情報を中心に登録しております。

政府の各府省からは、非常にたくさんの統計データが出ています。

ただ、数が多い、公表されているサイトもバラバラ、サイトが見易いとは言いがたいところもあり、毎回参考情報を探すのに非常に手間取っていました。

そんななか、去年12月20日に、各府省から出ているデータを統合的にまとめられ、かつ検索等もできるサイトがオープンになりました。

目的にもよりますが、日本国内の実態を知るにはやはりこれらに勝るものはないと思います。

まだオープンして間もないという事もあり、まだまだあまり知られていないようですが、本当にありがたく、非常によく利用させていただいています。

 

■2つ目:博報堂の生活総研「生活定点」データ

これは博報堂が1992年から20年以上にわたって隔年で実施している生活総研のオリジナル定点観測調査の結果をなんと無償で公開してくれています。

色々な調査会社等が調査結果のリリースを出していますが、生活全般に対して豊富な設問(なんと1500の設問項目!)の20年分ものデータを時系列で出してくれているなんて、本当にありがたいデータです。

サイトでは、時事的なトピックを生活定点データで見るコラムもあり、とても面白く参考になります。

 

■まとめ

他にもたくさんデータを公開しているところがあるのですが、設問内容にちょっと疑問があったり、ただ調査結果の数が多いだけだったり、特定の調査パネルに偏った結果だったり、あまりにもテーマが狭すぎたり、結果の一部のみしか見れないなど、信頼して参考にできるものを探すのにとても労力がいるものばかりです。

その点上記2つは現状オープンに利用でき、かつ汎用的に利用できるものの中で群を抜いて利用価値が高いものと思います。

私は上記2つのサイトからのデータを基本とし、ここで賄えない特定のトピックに関しては都度検索をして探す、ということが多いのが現状です。

皆様の参考になれば幸いです。