Tableau

【Tableau Tips】ダッシュボード配置にタイルは使うな!

こんにちは!データ分析官のyokochanです。

今回のテーマはTableau初心者向けの小ネタです。

かなり強めの口調のタイトルを付けましたが、「ダッシュボード配置にタイルを使うな!」が今回の伝えたいことです。

Tableauを触り始めていくつかシートを作ってダッシュボードに配置しよう!となったときに何も考えずに置いたときはタイルになっています。

ただ、簡単なダッシュボードであれば特に気にならないです。

そこで「なーんだTableau簡単じゃん♪」と思っていると複雑なダッシュボードを作ろうとしたときに壁にぶち当たります。

「思った場所にシートがうまく置けない…」
「選択したいシートが選択できない…」
「どれが何のシートかわかんなくなっちゃった…」

となってしまいます。

そうなったときはまず、タイルを使うのをやめるとうまくいきます。

タイルを使わなければ何を使うのか?と言うと水平コンテナ垂直コンテナです。

タイルではなく、水平垂直コンテナを使うメリットは大きく2つあると考えています。

メリット①:置きたい場所に置きたい大きさでシートが配置できる

タイルを使っていると、思いもよらない場所にシートが置かれたり急に小さくなったり大きくなったりしてうまくコントロールが利きません。

慣れればうまく扱えるのかもしれませんが、少なくとも私は初心者の頃ここで苦戦しました。

置いてみないとどう見えるのかが想像しづらい

一方、水平垂直コンテナを使っていればコンテナが濃い青で表示されてどこのコンテナのどの位置に置くのかがわかりやすいです。

どのコンテナのどこに置かれるのかがわかりやすい

コンテナ自体の幅を指定してあげることでシートの大きさをコントロールすることが可能です。

ただし、少し気を抜いてずれたところにシートを置くと勝手にタイルになったりするので注意です笑

 

メリット②:レイアウトの構造が見やすくなる

1つ目のメリットは正直おまけみたいなものでこっちの方が重要だと考えています。

レイアウトを見た時にタイルで置いていると順番がダッシュボードに置いた順になっています。

これでは配置を入れ替えたり新しくシートを追加したりしていると訳が分からなくなってきます。

それにもっと重要なことは自分以外の人が見た時に理解できないことです。

例えば誰かが同じようなダッシュボードを作ろうとしたときにタイルで作ったレイアウトごちゃごちゃのダッシュボードだったら100%同じダッシュボードは作れないです。

少し言い過ぎたかもしれませんが、水平垂直コンテナを使ったダッシュボードと比べたらはるかに作りづらいし理解しづらいダッシュボードになります。

さらにコンテナに名前を付けたりするともっとレイアウト構造がわかりやすくなりますね

以上です。

これを読んで少しでも多くの人がタイルから卒業することを願っています。。

yokochan
データ基盤構築やデータ可視化をやっています。 夏は沖縄の海、冬は北海道の山、年がら年中ももクロのライブ会場。