雑談

Webカメラ前でプレゼンするときに気を付けている事

世の中にオンライン会議や在宅勤務が積極的に導入されて早2年。皆さんはWebで自分を表現することに慣れましたか?対面の時と比較してWebならではコツをつかんでいるのではないかと思います。私が、長時間プレゼンするときに気を付けている「いろは」をご紹介できればと思います。

私は業務でセミナーに登壇することがありまして、1時間以上講師としてパソコンのカメラに向かって話すことがあります。会議のように双方向のやり取りではなく、大学の講義のようにプレゼンテータが中心に話している姿を想像いただければと思います。Webの難しいところは、リスナーがわかっているのか、あるいは別のことを考えているのか読みにくいところです。並びに、リスナーの過半数はカメラをオフにしていることもあり、対面なら目隠しして発表するようなものです。ここで、リスナーが全員カメラをオンすれば解決かと言ったら、そうでもありません。リスナーが小さい窓で表示され、話しながらだとなかなか表情を注視するのは困難です。また、カメラから目線を外す頻度が多くなりますので避けたいです。
ここで、私が意識していることを紹介していきたいと思います。

  • リスナーが質問していいタイミングをあらかじめ伝える
    話を遮ってよいか、それとも質疑応答の時間が確保されているかを事前に伝えるだけで注意して聞こうとなります。
  • 各スライドにタイトルと番号を振る
    リスナーが振り返った質問をするときに特定しやすくなります。
  • 話のテーマは短く区切る
    長く続く話は集中力が途切れてしまいます。1つのテーマを5-10分で整理し、話にメリハリをつけましょう。
  • 水を飲む
    話がいったん途切れますので質問をするすきができます。もちろん、のどを潤す役割もあります。

さいごに、私がアカデミア時代の同僚に伺った話をひとつ。PowerPointを使って発表することは当たり前の光景ですが、よりかっこいい使い方はあくまでも話がベースで、スライドはPoint(オチ)をPower up(強調)するものです。ご参考に。

Labi
分析官ときどき散歩