本記事では、#1で記述した3つの”分析ツールでできること”に対して具体的なツールを紹介していきます。
運用・投稿の管理ツール紹介(無料)
1.Twitterアナリティクス
代表的なツールとして、Twitterが公式で提供している”Twitterアナリティクス”があります。
- 概要
- Twitterユーザーであれば誰でも利用可能
- 自社アカウントのKPI数値を把握できる(過去28日間分まで)
- 把握できる主なKPI
- インプレッション(該当のツイートをユーザーがTwitterで見た回数)
- エンゲージメント(該当のツイートにユーザーが反応した回数の合計で、ツイートのクリックやリツイート、返信、フォロー、いいねなどを含む)
- エンゲージメント率(エンゲージメント(クリック、リツイート、返信、フォロー、いいね)の数÷インプレッション数×100)
- リツイート
- 返信
- いいね
- ユーザープロフィールクリック
- URLクリック
- ハッシュタグクリック
- 詳細クリック
- 固定リンクのクリック
- アプリ表示
- アプリインストール
- フォロー
- メール送信
- ダイアル式電話
- メディアの再生数
- メディアのエンゲージメント
上記のKPIについて、過去28日間におけるパフォーマンスの変動を確認できます。
2.social dog
- 概要
- 無料プランでも複数の機能を使えるため、ツールでできることを知るには向いている印象。
- 有料プランでは1回100件×5分毎、1日上限5万件まで特定の投稿を収集することができる。
- 特徴的な機能として、解除フォロワーも随時閲覧が可能。Twitterアナリティクスでは、フォロワーが増えれば増えるほど、誰にフォロー解除されたのかわからなくなり、フォロー解除の原因や傾向が捉えづらい。social dogは無料版の基本機能として搭載されている。
- 有料プランもあり(5~10万程度)
- 代表的な機能
- 予約投稿の管理(10件まで)
- 特定の投稿の収集(1日30件まで)
- KPIの計測
3.Hootsuite(フートスイート)
- 概要
- 複数のTwitterアカウントや、Instagram、Facebook、LinkedIn等のアカウントの一元管理も可能が可能。
- 各種SNSの数値をダッシュボード上で管理することが可能な海外ツール。
- 複数のSNSの投稿管理ができるツールでありながら無料であり、かつ日本語対応している海外ツールはほとんどない。
- 代表的な機能
- 他SNSサービスと一括管理
- 予約投稿の管理
- KPIの計測
- 他SNSサービスと一括管理
次回は、アカウント分析のツールを紹介していきます。