はじめに
仕事の中で文章を書くことのゴールの一つは、自分が伝えたい情報を、読み手に”正しく”かつ、”負担をかけずに”伝えることであると考えています。
このゴールのポイントは、次の2つです。
- 読み手に”正しく”伝える
- 読み手に”負担をかけず”に伝える
文章は、口頭でのコミュニケーションと比較して、読み手によって理解に誤りが生まれてしまう可能性が高まります。そのため正しく伝わる書き方を意識する必要があると思います。
また、読む行為は相手の時間を使うことになります。したがって、読み手の負担をなるべく減らす(理解しやすい)努力が必要になります。
文章を書く際に意識していくべき7つの点
ゴールに向けて、意識していくべきと考えている点は下記7つになります。
文章に見出しを付ける
まず文章に見出しを作ることで、何を伝えたいかを相手が理解しやすくなります。
見出しは一発で決めるものではなく、文章を作りながら見直していくべきものです。
見出しの作り方は次のような考え方があります。
1.抽象的なものから具体に落としていく(”演繹的に考える”という)
2.作成していく中で、具体から抽象を整理していく(”帰納的に考える”という)
抽象とは、”共通点を抜き出して考える”意味で、「チワワ」<「犬」<「動物」などのように抽象的な視点の階層を上げていくようなイメージです。
箇条書きは、並列な情報のみに使う
箇条書きは、情報一つ一つが並列でないと正しい使い方ではありません。また箇条書きが一つの場合は、続きがあるのかとミスリードを生むため、その場合は活用すべきではないです。
順序でないところには数字番号を使わない
数字は、時系列や優先度など順番に意味を持っているときに使います。したがって、例えば優先度に違いがない(並列)内容では、活用すべきではないです。
参考文献
- 帰納法と演繹法とは?
https://udemy.benesse.co.jp/business/skills/induction-and-deduction.html - 箇条書きとは? 超定番テクニックの活用例3選
https://studyhacker.net/bullets-writing - 抽象的の意味をわかりやすくhttps://imikaisetu.goldencelebration168.com/archives/5351
- ついやりがちな、文章の間違った書き方をお教えしますhttps://yasuhirokamei0912.hatenablog.com/entry/2020/09/14/232119
to be continued…