データサイエンス

子供は減ってるけれど、保育所が不足しているというジレンマ

 

2013年に子供が産まれてから「子供にまつわる話題を読むこと」や「今まで経験のない物を買う・お金を使う」ことが多くなってきたんで、それを機会に子育てにまつわる出来事を中心にレポートしています。子供がいらっしゃらない方にも、こちらの記事から子供にまつわる様々な出来事を想像していただければ幸いです。ドウゾ、ヨロシク。

さて、今回は最近我が家にも直撃している問題「子供は減っているけれど、保育所が全く足りていない件」について、色々と調べておりまして、そちらについて語っていこうかと思います。

まずは、5月にハフィントン・ポストに掲載された以下の記事より

「子供は減るが保育ニーズは増大 働く女性に支えられた「元・保育王国」の現在」(ハフィントン・ポスト)

記事の内容としては、子育てにまつわる問題(保育園に入れない。。。等)が、首都圏のみならず、比較的入れやすいと思われがちの地方(こちらの記事では高知のケース)でも発生しているとの記事です。少子化と言いつつも子育てインフラはまだまだ足りないと自身としても感じています。なんせ、我が杉並区においては「一次選考で認可保育園入園の内定を得られなかった子どもの数も14年2月時点で1867人」という状況でなかなかハードな感じになっております。(奇跡的に、認証保育園に入れることができましたが。。。2歳まででして。。。)

世帯所得の低下、女性の社会での活躍などに伴い、まわりでも子供を預けて働く世帯が増えてきているように感じます。友達などと家庭についての話をしている際に、時たま「うちは働いていない、専業主婦なんだ」って聞くと、裕福な家庭を思い浮かべてしまう今日このごろです。

さて、周りでは専業主婦ってあまりいない気がするので、ちょっと関連するデータがないか調べてみました。博報堂生活総研が公開している「生活定点」調査のデータを見ると以下の様な推移で変化してきているようです。

Image5 1

上記のように世の中で男女平等感が変わりつつあることがデータとしてもあらわれているようです。働きやすい世の中に変化しつつあるようですが、家庭での体制はまだまだ母親のウェイトが高く、合わせて上でも述べたように、世の中自体も保育を中心に制度や設備がやはりまだまだ追いついていない印象を受けます。

※ちなみに以前私の妹が保育業界で働いていましたが、その時聞いた話では以下の問題点があるようです。

  • 保育士さんはいっぱいいるけど働ける施設がない(地価が高く割にあわない、特に首都圏)
  • 働けても「給料が安い」「拘束時間が長い」「肉体・精神的に大変」で辞める人も多い
  • 上記を国にお願いしようとしても、福祉予算は高齢者に多く回る(子育て世代の投票率が低い)

上記のような問題点が「少子化、少子化」と言いつつも保育園に入れない現況のようです。

またハフィントン・ポストの記事内にもある人口減の話、先日以下が話題に登りました。

自治体、2040年に半数消滅の恐れ 人口減で存続厳しく(日本経済新聞)

に対し

「豊島区消滅する説」に区や区民が激怒 人口も増え、人気は都内トップ級で「ありえない」(J-CASTニュース)

この記事を読むと、乖離の原因としては「利用しているデータは2010年の国勢調査を元にしているので、ちょうどその頃は人口が減少していた時期だったから」とのことで、豊島区は問題を改善しようといち早く頑張っていたようです。データや予測も大事ですが、まずは上記の豊島区のように事前に問題点を把握し改善していくという姿勢、目先の問題をコツコツ対応していく実行力が重要なのではないかと思います。

ということで、今回はこんな感じで業務に戻ろうかと思います。最後に最近買ったものの紹介を。

ジョジョリオン 7 (ジャンプコミックス)
荒木 飛呂彦
集英社 (2014-05-19)

はい、ジョジョの最新刊です!子どもと何が関係するかって言うと、この漫画の表紙がうちの子が大好きだからです!!だから買っている!!色鮮やかなのと顔のアップがある巻を特に好むようです。どちらかと言うと、前作のスティール・ボール・ランのほうがキャッキャキャッキャと嬉しがっていますが。そのうち、ジャクソン・ポロックの画集に挑戦させようと思う今日このごろです。

そんな感じで、これからも引き続きレポートしていきたいと思います。

~今回のおさらい~

  • 子供持ちは選挙に行け、公約を見て子供に対する政策で一番共感する人にともかく票を入れよう
  • データだけを鵜呑みにすると、怒られる場合があるのでそこら辺織り込んで考えを述べよう

では、またいつか