PCの暗号化機能を受け持つTPMチップ、Windows 7にも対応していた古いPCはTPM1.2になっているようだ。メーカーによってはTPM2.0に変更できるようなので、HP製のPCで試してみた。
ちなみに、Windows11の要件の1つでもあるが、今回のPCはその他の要件で対応しなさそうである。
環境
- HP Prodesk 400 G3 DM
- Windows 10 Pro 64bit
- 暗号化未設定
作業前 TPM1.2
手順
サポートサイトに記載されている対応機種であることを確認
https://ftp.hp.com/pub/softpaq/sp81501-82000/sp81900.exe
をダウンロードし、実行
次へ
規約同意後次へ
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展開されたファイル
TPMConfig64.exeを別の作業フォルダにコピーする。(展開されたフォルダは書き込み不可でエラーになるようだ)
現行のTPMバージョンを調べるため、TPMConfig64.exeを実行し、同じフォルダに作成されるTPMConfig64.logをテキストエディタで開き、バージョンを確認する。
最初に展開されたフォルダのFirmwareフォルダから作業フォルダに該当バージョンのbinファイルをコピーする
再度、TPMConfig64.exeを実行
完了後、再起動
再起動後、画面の指示に従ってF1キーを押す
再起動完了後 TPM2.0になった