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英字のフリーフォントを入れたい!

まとめ記事を鵜呑みにしないようにしようね!という話。
前回に続きフリーフォントの話です。

前回↓

仕事でフリーフォントを使うには?フリーフォントというものを知っていますか?便利ですよね。 何よりダウンロードをするのに無料なものですから、学生時代大変お世話になりまし...

日本語のフリーフォントの扱いにも慣れてきたころ、そろそろおしゃれな筆記体や高級感のあるすらっとした英語が欲しくなってくること、あると思います。

でも英字のフリーフォントって規約も英語でとっつきにくいし、ダウンロードするの怖いなあと思う人は少なくないでしょう。

とはいえ筆記体かっこいいよな~使いたいな~、そんな需要が高いからか、日本語で書かれたおすすめの英字フォントまとめ記事が各方々に存在していたりします。「英語 フリーフォント」とかで調べたら大体どこかしら引っかかります。

こうしたものには商用OKのものだけ集めました!という記事も存在しているため、仕事用にダウンロードする場合にも役立つでしょう。

その情報大丈夫?

しかし、本当にそうでしょうか?
まとめ記事に載っているフォントは本当に安全なのでしょうか?

答えは否です。まとめ記事に載っている情報は根本的な部分すら間違っている可能性があります。

例えば「【商用可】仕事でつかえる英語のフリーフォント」という記事があったとしましょう。
記事には無料で商用OKと書かれていたりしますが、実際の配布ページに飛んで規約を見たら個人利用のみOKと書かれていたりします。
また、無料のフォントと書いてあるにもかかわらず、よくよく見たらしっかり有料だったパターンもあります。

さらに困ったことに、記事の中にはちゃんと無料で商用OKのものもあります。全部が嘘というわけではないのです。

なので、面倒くさがって記事の上の方だけ配布元を確認してヨシ!とそれ以降確認を怠るのは大変危険です。NGのものが紛れているかもしれません。

以上のように記事が初めから違うことを言っていたり、情報を端折って大事な部分が抜けているパターンもあるのですが、中には「記事を書いた当時は商用OKだった」とか「あの時は期間限定で無料だった」なんてパターンもあります。
できるだけ最新の記事を見るようにしましょう。

対策

じゃあどうしたらいいんじゃ!となりますが大丈夫です。対策はあります。

配布元の規約を見よう!

これに尽きます。

配布元の文字が英語だった時は翻訳すれば読めます。マウスで右クリックすれば日本語に翻訳できます。サイト文全部を読まなくても良いですが、規約は読みましょう。

また、フォントをダウンロードした際に、PDFやメモ帳が同封されていればそれも読みましょう。たまにサイト上には書いていない規約が、このメモにだけ書いてある場合があります。(商用利用時の条件とか)

まとめ記事の有効活用

ここまで、まとめ記事を全部あてにしないほうがよいと主張してきましたが、フォントを探すという観点では有効に活用することができます。

というのも、フォントはあまりにも数がありすぎて、右も左もわからない人にとっては冗談抜きでどこから手を付けていいのかがわからないからです。

なので、ある程度数を絞った中からよさげなフォントの目星を付けるという目的で、適度に利用すると賢いです。もちろんその後には配布元を確認することをお忘れなく。

まとめ

今回はまとめ記事の内容と配布元の情報が必ずしも同じではないことによる危険性の話をしました。

配布先が英語だと規約も英語で、読むのが億劫になりがちなのでこういうことも起きやすいです。

とはいえ、日本語のフォントでも全然ある例なので、総じてフォントをダウンロードするときはみなさん気をつけましょう。

NH
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