Tableau

上位NフィルターTips 【応用編2】

前回の【応用編】に引き続き、今回は以下のTipsを紹介します。

【基礎編】はこちら

上位NフィルターTips 【基礎編】最初によく引っ掛かりがちな上位NフィルターのTips【基礎編】を紹介します。 (以下、サンプルスーパストアを使用して説明していきます)...
  1. 複数のディメンションの上位Nを同時に表示
  2. 上位Nと下位Nを同じ軸で表現する

(以下、サンプルスーパストアを使用して説明していきます)

上位Nと下位Nを同じ軸で表現する

どういうケース?

関東&関西地方の14都府県のうち、上位/下位3つを1つのシートで表示させたいとします。
※大阪府▷東京都▷兵庫県 …… 滋賀県▷奈良県▷和歌山県のみを表示できればOK

わざわざ1つのシートで表示させなくても、それぞれ上位と下位で別シートを作成する方法もありますが、1つのシートで上位/下位ともに表示するメリットは、同じ軸で上位と下位が表現され比較がしやすくなるためです。

方法

※上図の棒グラフの作成までは完成している前提

  1. 以下の通り、範囲パラメータを作成
    – データ型:整数
    – 許容値:範囲

    – 最小値:1、最大値:(適宜設定)

  2. 以下の計算フィールドをどちらかを作成
    RANK(SUM([売上]), 'desc' ) <= [Top N]
    OR 
    RANK(SUM([売上]), 'asc' ) <= [Top N]

     

  3. 作成した計算フィールドをフィルターに入れ、[]を選択する
    ※①で作成したパラメータを表示させ、動きを確認しましょう。~完成~

これで上位Nと下位Nを同軸で示すことができました。いぇい(‘ω’)ノ

Madoka
平日は頭を動かし、休日は身体を動かす、Snow Manが好きな自由人。ダンスとバク転を特訓中。