こんにちは!
分析官の望月です。
以前、CO-WRITEにてMatillionのhttps化に関する記事を執筆させていただいたのですが、あれから月日がたち、もう少しスマートな方法でhttps化できることがわかったので、改めてこの場でご共有したいと思います。
※前回の記事はこちら
【Matillion】https化奮闘記こんにちは!
分析官の望月です。
最近、クライアント先でトライアル利用しているMatillion(ELTツール)をhttps化し...
https化の手順
結論からお伝えすると、こちらの公式ドキュメントに
- Matillion用VMインスタンス上でのCertbot(SSLサーバ証明書を発行するのに必要)のインストール方法
-
Let’s EncryptでのSSL証明書の発行・設定方法
- SSL証明書の更新方法
等が、シンプルかつ分かりやすくまとまっています。
(早くこのドキュメントに出会えていれば、さくさくhtttps化できたのに…)
例えばSSL証明書の更新に関しては下記6行のコードを実行するだけで、良いみたいです。
sudo service tomcat8 stop
sudo service iptables stop
sudo certbot renew --force-renewal
sudo chown -R tomcat:tomcat /etc/letsencrypt
sudo service iptables start
sudo service tomcat8 start
前回の記事で残課題にあげたSSL証明書の自動更新も、このスクリプトファイルを1,2カ月に1回、実行するようにcronを設定しておけば問題なさそうです。
さいごに
Matillionは、様々なデータソースをクラウドの列志向DBへロードするフローを簡単に作成したり、データ整形時に列志向DBの高性能リソースを利用することができるDX推進にもってこいのELTツールです。
弊社は、複数のお客様に対してMatillionを用いたデータ分析基盤構築をサポートさせていただいた実績がございます。ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。