Tableauはフィルターと計算を処理する順番が決まっています。
Tableauはクエリパイプラインと言っている。
フィルターカードにフィールドを複数入れている、LOD計算を使っているといった場合はこの処理の順番を考える必要があります。
公式ドキュメントをはじめ、いろいろなところで解説されているので省略しますが、日本語で図解するとこんな感じ。
フィルターと計算処理を分けて書いています。
同じ種類のフィルターはフィルターカードで上にある方からかかります。
そして思った計算結果や表示にならない、検算するとシートで計算・描画された数値が間違っていたという相談があり、その時に見直し用に図を作りました。
頭でパッと考えるのに慣れていない時に使ってみてね。
図の中に使っているフィールドを置いていくと、想定している処理順序になっているかを確認できます。
Tableauでは上から順にデータソースにフィルターがかかっていき、フィルターがかかった後のデータに計算処理が走ったり、計算結果が出た後にフィルターされたりといったことが起きた結果、シートに図が出来上がります。
なのでどのフィルターに何を入れているのか、行や列に何を置いているのかによって起こる処理が変わってきます。
Tableauがシートを表示する時には裏にデータソースがあり、シート作成画面の各操作と操作の結果走る処理を理解してくると、図なしで検算ができるようになります。
GRIはデータ利活用のプロフェッショナル集団です。
分析の受注だけでなく、Tableauを初めて触る人から上級者まで、お客様のレベルに合わせたデータ活用のサポートを承っております。
お問い合わせはこちらから。