データサイエンス

【BigQuery】Flex Slotsの使いどころ

概要

Flex slotsは指定した分のスロット(クエリ実行のたに使用される仮想CPU)を一時的に買い足してコミットすることで、費用削減を図るための機能。スキャン量での課金ではなく、クエリ実行に予約したスロットに対して料金を払う仕組みをとっています。

使用例:普段オンデマンド料金でBigQueryを利用していて、特定の曜日や特定の期間にスキャン量が急激に増加するような場合、一時的にFlex slots(予約したスロットに対する定額料金)を併用することで費用削減を図る

※普段定額料金を利用しているユーザーもFlex slotsを利用できますが、ヘビーユーザー限定のパターンであるため、基本的にはオンデマンド料金利用ユーザーの一時的なスキャン量増の逃げ道として使われることが多いかもしれません。

パフォーマンスと費用 -オンデマンド vs Flex slots-

  • Flex slotsはオンデマンドよりはパフォーマンスが劣ります。(時間と費用相談)
  • オンデマンド(1プロジェクト当たり2000スロットまで保証)とFLex slotsの費用比較

参考

 

Y.K
アナリティクス&デベロップメント所属。雪国出身。