Tableau

Tableauのデータ結合方法あれこれ

Tableauはデータをつなぐ方法が複数存在します。
また機能の1つに“結合(JOIN)”があり、説明の中で「結合」という言葉が出てくると一般的な「結合」を意味しているのか、JOIN機能として「結合」を使用しているのか混乱し、分かりづらくさせているのではないでしょうか。

以降では一般的な「結合」を「つなぐ」と表し、JOIN機能の場合には「結合」と表記しながら、それぞれどんな機能でTableau上でどう操作すると使えるのかまとめています。

実際にはもっと奥が深いですが、最低限知っておけばくらいのレベルに留めています。

  1. リレーションシップ(関係)
  2. 結合(JOIN)
    • 内部結合、外部結合、左外部結合、右外部結合
    • ユニオン
    • クロスデータベース結合
  3. ブレンド
    • プライマリグループ

以下より、「シート」「接続」「データソース」を意識しながら是非確認してみてください。

①リレーションシップ(関係)

結合タイプを定義しない、Tableauが現時点で推奨しているつなぎ方
※結合タイプ:内部/外部/左/右外部結合のこと

[操作]

1つのシートが既に設定されている状態で、他のシートをドラッグ&ドロップし、結合キーを選択。
結合タイプを定義しないため、ベン図の選択画面は表示されません。

②結合(JOIN)

a. 内部結合、外部結合、左外部結合、右外部結合

結合タイプを定義するつなぎ方
※結合タイプ:内部/外部/左/右外部結合のこと

[操作]

1つのシートが設定されている状態で、そのシートをダブルクリックします。すると、以下のような表示に切り替わるため、他のシートをドラッグ&ドロップしてきます。

※結合(JOIN)はリレーションとは異なり、結合タイプを選択できるためベン図が表示されます。

b. ユニオン

行ベースでシートをつなぐ方法

[操作]

1つのシートが設定されている状態で▼より「ユニオンに変換」をクリックします。


(この辺りから混乱しがちな内容に入ってきます……)

c. クロスデータベース結合

異なる接続のシートをつなぐ方法
イメージすると、こんな感じです。(別々のExcelファイルに存在するシートをつなぐ)


[操作]

接続の横にある[追加]ボタンを押し、つなげたいファイルを選びます。
接続にファイルが追加されたら、その中のシートを選択します。


③ブレンド

異なるデータソースをつなぐ方法

[操作]

データソース横の▼から「新しいデータソース」を追加します。

・使用していないカラムはブレンドされない
・シートをまたいでブレンドができないため、シートごとにブレンドが必要

この問題点を解決したのが、プライマリグループ機能!
ブレンド後、指定したピルのメニューから「プライマリグループの作成」を選択すると作成できます。

簡単ではありますが、複数のつなぎ方についてまとめました。
なんとなーくでも理解の手助けができれば幸いです。

Madoka
平日は頭を動かし、休日は身体を動かす、Snow Manが好きな自由人。ダンスとバク転を特訓中。