こんにちは!ひよっこデータ分析官のyokochanです。
Tableauでは「フィルター機能」をよく使うと思いますが、自分の想定している操作とTableauの用意している機能が噛み合わないことも多々あります。
今回は以下のように要素が密集している部分をもう少しZoomして見たい!というときにボタン1つでZoomと全体を切り替えられる”Zoomフィルター”の作り方を紹介します。
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/概要-1024x311.png)
準備
今回はSampleのSuperstoreのデータを使用します。
①ブール型のパラメータ
真偽判定を行うパラメータを作成します。
真が”All”、偽が”Zoom”となるようにします。
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/AllorZoom.png)
②フィルタ用の計算フィールド
この計算フィールドがポイントです。
IF文を用いて、結果を真か偽で返します。
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/Zoomfilter.png)
このように計算フィールドを作ることで、以下のような処理となります。
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/diagram.png)
使い方
①「Zoom filter」をフィルターに追加
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/add_filter.png)
②真を選択
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/true_filter.png)
③パラメータカードで「All」か「Zoom」を選択
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/All_ver-1024x282.png)
![](https://gri.jp/media/wp/wp-content/uploads/2022/02/Zoom_ver-1024x280.png)
まとめ
準備②の計算フィールドのELSE以下の式の条件を工夫することで他の場面にも応用ができます。
参考にしてもらえると嬉しいです!