ビジネス

価値ある仕事について

新社会人の方々は、ゴールデンウィークが明け、少しずつ実戦投入されはじめ、色んな戸惑いが出始めると思いますが、上手くいくための仕事に対する基本的な考え方を共有しておきます。

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仕事は依頼者と作業者の関係が成り立ちます。良い作業者になるためには、依頼者の気持ちを理解する必要があります。依頼した後、得られる結果は、だいたい以下の3通りになります。

  • 【タイプ1】期待外れの結果を返してきた: 自分で検算等ができないことを証明したことになり、次回以降、類似した依頼をする気持ちにはなれない
  • 【タイプ2】期待通りの結果を返してきた: ある意味、当たり前のことを当たり前にでき、類似したタスクを依頼することになる
  • 【タイプ3】想定を超えた結果を返してきた: 自分でできない仕事、あるいは自分で考えることができないような内容をできる人材を見つけた喜びとともに、次回以降は、委任の度合いを高めることになる

すなわち、タイプ1の期待外れの仕事をしてしまう人は、仕事を受ける際、自分の理解が合っているか確かめる手順をして、失敗を少なくするように心がける。一方、タイプ2の仕事をする人は、仕事を受ける際、依頼主が仕事内容を事細かく説明せずに理解できることを心がけるのが肝要です。依頼主が仕事内容を定義すればするほど、タイプ2の期待通りの仕事でとどまるようになり、依頼主の口から作業内容が出てきたときには、既に価値が低減している事実に気付くべきです。タイプ3の期待を超えた仕事をするならば、非常に価値の高い仕事ができることを意味し、作業者の自由度は格段に上がります。

データサイエンティストの専門集団として存在するGRIは、このタイプ3の期待を超えた仕事ができることを基本としています。データに関することならば、依頼主が事細かく依頼内容を定義せずとも、作業者が依頼主の意図をくみ取り、データから事前の期待以上の成果を出す。この作業は、毎回ケースバイケースになるため、適切な訓練と周囲からのフィードバックを繰り返すことにより、身に付けることができます。これは、教科書や授業で学ぶことが困難なことであり、実戦によって身に付く力となります。

もしカタログ的な仕事や所属する組織に窮屈と感じている人がいるならば、自分のオリジナリティで未来を作る仕事という活躍の場を弊社で求めても良いのではないでしょうか?

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古幡征史