はじめに
Webサイトで「ふんわりとしたスムーズなスクロール」を実現したいとき、JavaScriptライブラリLenisを使用すると、簡単にスムーズなスクロール効果を実装できます。この記事では、Lenisを使用した実装手順を解説します。
Lenisとは?
Lenisは、軽量かつパフォーマンスに優れたスムーズスクロールのライブラリです。
ステキなWebサイト等をまとめた、Webデザインギャラリーサイトに掲載されているWebサイトの大半で使われているのではないでしょうか?
実装方法
Lenisを使って、ページ全体にスムーズなスクロール効果を適用します。
実装は簡単です!
1.Lenisをインストール
パッケージマネージャーを使用する場合
プロジェクトにインストールし、
npm i lenis
JavaScriptのファイル内でimportします。
import Lenis from 'lenis'
スクリプトを使用する場合
HTMLにスクリプトタグを読み込みます。
<script src="https://unpkg.com/lenis@1.1.18/dist/lenis.min.js"></script>
2.基本の設定スクリプトを、script.js等に記述
// Initialize Lenis
const lenis = new Lenis({
autoRaf: true,
});
// Listen for the scroll event and log the event data
lenis.on('scroll', (e) => {
console.log(e);
});
これだけで、完成です!
試しに、CO-WRITEに導入してみました。
スルッと滑らかにスクロールされています。

まとめ
Lenisを使えば、スムーズなスクロールを簡単に実現することができました!
次は、LenisとGSAP ScrollTriggerを組み合わせて、スクロールに応じたアニメーションを実装してみたいと思います。
Webサイトでどんな技術が使われているんだろうと、知りたい時は、Chromeの拡張機能「Wappalyzer」が便利です!
参考サイト
こちらのサイトを参考にさせていただきました。