雑談

過剰なガールズトークは気持ちに悪影響かも?

女性の皆さん、今日も元気にガールズトークしてますかー!
昨今の女子会ブームや、ガールズトーク専門のSNSが盛り上がっていたりと、ガールズトークの勢いは止まるところを知らない様子。「友達にただ聞いてもらうだけでスッキリする」なんていう女性も多いのでは無いでしょうか。

ところが、あまりに過剰に、また頻繁に悩みを話す事が、女性の気持ちをさらに落ち込ませ、不安にさせるかもしれないという研究結果が発表されました。

この研究では、子供達がそれぞれの悩みについて、大した進展もないのに毎日友人に話し続ける事が、気分の落ち込みや不安をさらに助長する可能性を指摘しています。

米コロンビア大学のアマンダ・ローズ助教授は、8歳〜15歳までの男女813人を対象にアンケートを実施し、友人に悩みを打ち明ける事が心理的負担を軽減するかを検証しました。

まず、彼らは落ち込みや不安などの感情が、執拗にその悩みについて友人に話す傾向を強めたかどうかを検証した。
その結果、男女共に情緒的困難を抱えている子供は、グチグチと毎日のようにその問題について話す傾向が強い事を発見した。
次に、「グチグチと話すこと」が本人の感情にどのような影響を及ぼすかを検証したところ、男児は落ち込みや不安について変化を示さなかったが、女児はさらに落ち込んだり不安が増したりすることがわかった。

「自分の悩みに蓋をして封じ込めるよりも、友人に打ち明けて気持ちを軽くすべき」という今まで極当たり前にあった考えに疑問を投げかける結果ですね。もちろん「過剰に」話す事がダメ、という話しなので、相談自体を否定するものではありません。

また、「友人に話す事でさらに落ち込む」という傾向が女児にだけ表れるというのが興味深いです。

この実験は8歳〜15歳の子供を対象にしたものなので、この結果が成人男女に当てはまるかはわかりませんが、仮にある程度当てはまるとすると、あまり頻繁に友人に悩みを愚痴るというのは、特に女性の場合は気分的に逆効果になりかねない事になります。

いずれにしても、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」という事ですね。

それでは、私は新橋の飲み屋でグダグタと愚痴を言いに行ってきます!

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