データサイエンス

子育てしやすい街と環境をデータから検討する

 

GRIの臼井です。

2013年に子供が産まれてから「子供にまつわる話題を読むこと」や「今まで経験のない物を買う・お金を使う」ことが多くなってきたんで、それを機会に子育てにまつわる出来事を中心にレポートしています。子供がいらっしゃらない方にも、こちらの記事から子供にまつわる様々な出来事を想像していただければ幸いです。ドウゾ、ヨロシク。

今回は、子育てしやすい街・環境が最近色々と気になっているので、それをきっかけに23区限定ですが色々調べてようかと思い、まずはドカドカっと気になったデータを4点ほどかき集めてみました。

■東京都の人口(推計)
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/jsuikei/js-index.htm
東京都の人口が近年どんな推移で変化しているかを「東京都総務局統計部」より

■行政区別 東京23区編 子育てサポート&教育環境徹底リサーチ
http://suumo.jp/edit/kyotsu/gyosei_child/tokyo23/ranking.html
よくある23区の住みやすさを独自の指数でまとめた「suumo」の記事より

■東京都東京23区の賃貸相場
http://www.athome.co.jp/souba/kr_01/1_12_13/00100
で、参考としてその地域の現時点の賃貸相場(家族向けの2LDK-3DK)を「athome」のデータより

■東京都の子ども医療費助成を比較!2014
http://allabout.co.jp/gm/gc/438460/2/
で、で、子供の医療助成の状況を(調べたら大差がないことがわかったので、これまた参考まで)「allabout」の記事より

で、強引にまとめると以下の表に

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まずは住みやすさとは別に、現在の人口の増加数でソートしています。

増加数で見てみると、子育て家庭への手厚い補助で有名な「江戸川区」、都内No1の人口をほこり、下北、三軒茶屋、二子玉川など人気の街がそろう「世田谷区」(ただし待機児童数は23区でダントツ1位)、そしてイメージ的には働く人たちが集まる街「新宿」が3TOPです。逆に、倉庫の街から高層マンションなどが建ちベットタウンにシフトしつつある「品川区」や、下町工場のイメージがあるが過去の様々なランキングでTOPを飾っていた「荒川区」がそれほど人口増加数が多くないことが見受けられました。

一方、「suumo」が独自にまとめた指数を元に、「住みやすさ」として総合ランク付けしてみると、意外なことに「千代田区」がTOPとなりました。

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現在、千代田区は財政基盤が豊かなため、子供の医療・境域補助や子育て世帯への住宅補助などが手厚いようですが、いかんせん家賃相場が高すぎて住む家がないという欠点があるようです。そこで、現在の人口増、このランキングと家賃相場から見出した穴場、それは「北区」、、、か!、、、とおもいきや、こちらの区は少子高齢化がかなり進んでおり、将来的に厳しい地域になりつつあるということからか、住み良いようだけど人口が増えないというジレンマに陥っているようです。

※さらに各区の特徴をデータで分析したダイヤモンド・オンラインの以下の記事も参考にしました。

http://diamond.jp/category/s-tokyo

そこで「住みやすさ」「平均家賃」「人口増」をクラスターとして割り振り、どこに住むのが良いのかを総合的に分析してみた結果が以下になります。

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我が杉並もランクインしていました!中野区、豊島区、杉並区、板橋区が狙い目のようです。また人口増中の世田谷区、江戸川区では保育園などが激戦区になっていく点などを注意して検討の余地がある地域だと思われます。

最後に最近買ったものの紹介です。

越後鶴屋「一升餅」(3000円位)
http://www8.ocn.ne.jp/~omochiya/index.html

アップが遅れてちょっと前になるのですが、はい、背負わせてみました。1歳の誕生日を迎えたので一升餅です。こちらのお店は西荻にあるお団子屋さんで、豆大福などが美味しくよく行列ができているお店です。いくら位するのかなぁと思いましたが、3,000円位で約1.5Kgの餅、まあ大体そんなもんかという値段でした。ちなみにHPに記載されている値段は適応されませんのでご注意を!

そんな感じで、これからも引き続きレポートしていきたいと思います。

~今回のおさらい~
色々調べてみましたが、データではわからないこともいっぱいあり、住めば都ってことなのかと思う次第です。

では、またいつか。