データサイエンス

Google search consoleのデータを使ってみた

自社サービスのGoogle search consoleを運用してみている中でのメモになります。

導入している弊社サービスはこちらになります。
AI・データサイエンスが学べる学習サイト
https://www.picaca.jp/

 

Google search consoleってどんなもの?

Google社が無料で提供しているツール。WebサイトのGoogle検索に関するパフォーマンスが数値化されている。

主に知れることは次のようなものです。

  • ディメンション
    • ユーザーの検索クエリ
    • 表示されるページ
    • 検索したデバイス
  • メジャー
    • インプレッション
    • クリック
    • クリック率

 

GA4との役割の違い

GA4はWebサイト来訪後のサイトの状態やユーザーの行動をみているのに対し、Google search consoleはWebサイト来訪前のサイトの状態やユーザーの行動をみています。


出典:Googleサーチコンソールの使い方・活用ガイド(BtoBのSEO対策8選)

 

Google search consoleのデータをみてみる

Google search consoleのデータはLookerであれば簡単に扱うことができます。
まずLookerからサーチコンソールのデータソースを見ようとすると、データソースが2つあることに気づきます。

  • サイトインプレッション
  • URLインプレッション

サイトインプレッションとURLインプレッションは次のような違いがあります。

  • 検索時の表示数の集計が「サイトごと」or「ページごと」かを表している
    • 「サイト別」では複数ページが表示されていても表示回数は1
    • 「ページ別」ではそれぞれのページで1ずつが集計(検索結果に5件表示されたら、カウントは5)
    • 「ページ別」の方が、インプレッション数が多くなる傾向にある

URLインプレッションだと、感覚以上にインプレッション数が多く表示される傾向にあるので、どちらでも構わない状態であればサイト別インプレッションを活用するようにしています。

参照:サイトのインプレッションとURLのインプレッションの違い(データポータル内Search Consoleコネクタ) | アユダンテ株式会社

 

サーチコンソールのデータを使って、次のようなことを知りたいなと思い可視化しています。

  • google検索からどれくらいのクリック数があるのか
  • どんな検索クエリでサイトに流入してきているのか
  • サイトごとにどんな検索クエリで検索結果に表示されているのか

 

以上のようなことがわかると、例えば次のような活動ができる気がしています。

  • コンテンを検索ボリューム、流入数で評価できる
  • 検索ボリュームがある検索キーワードを知った上でコンテンツを作成できる
  • Googleリスティング広告のターゲティングに活かすことができる