雑談

【プレゼンのスライド】黒地にピンクは気を付けて

黒に赤は見づらいからやめておけという有名なお話がありますが、今回はそれとは別のお話です。

会社のプレゼンで使うスライドで、黒地にピンクを考え無しに使うことはお勧めできないと思いまとめさせていただきます。

黒とピンクはwebや印刷で使う分にはさして問題のある色ではありませんし、色の組み合わせとして普通に存在するペアです。しかし、一体なぜプレゼンのスライドでは注意する必要があるペアなのでしょうか?

プレゼンのやり方に理由が

会社のプレゼンでは、液晶ではなくスクリーンとプロジェクターを使うことがあります。これが理由です。
スクリーンに光を投影して映し出せば、多かれ少なかれ色味は手元で見ているものと異なって見えます。
プロジェクターの性能に左右されることに加えて、必然的に部屋が暗くなるので、暗めかつ色褪せて見えがちです。

例えば、黒地にピンクの場合はピンクの部分が暗めの赤に見えてしまい、黒地に溶け込んで見えなくなってしまいます。PC上では全く問題なく、むしろ見やすい部類にもかかわらず、スクリーンになると平気でこういうことが起きます。

加えて、そのような機器を使う場合はかなり遠くの席に座っている人もいるため、少し読みづらいどころか、なにか書いてあることにも気づけないことがあります。

対策

あくまで一例です。他にも方法はあると思いますが、いくつかピックアップして紹介します。

1.ゴシック体を使う
明朝体はシュッとしてるし頭がよさそうに見えるしかっこいいイメージがありますよね。しかし、視認性はゴシック体の方が上です。
2.文字を太くする
この色に限らず、文字が細いと当たり前ですが見づらいです。思い切って太めのものを使いましょう。
3.文字を白で縁取る
安牌ですがセンスが問われます。また、白で縁取る場合は文字の色は濃くしましょう。
4.文字を白にする
色にこだわりがないなら黒地に白が1番安全です。また、ピンクをより薄めの色にするのもオススメです。
5.不安ならば1度スライドをスクリーンに映してテスト

 

実体験をもとに書きました。プレゼンで黒地にピンクを使う場合はお気をつけて。

NH
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