Tableauのパラメータアクションを用いて、以下の表現を実装する方法を紹介します。
ここでは日本の地域別の売上を表しており、地域を指定することでその地域を基準に他の地域がどれだけ売上が大きいのか、または小さいのかを確認することができます。
実装方法
- 基準となるカラムのパラメータを作成
(※ここでは [地域] のパラメータを作成) - 指定した地域の売上を表示する計算式を作成
ZN( {FIXED :SUM( IF [地域]=[パラメーター].[地域] THEN [売上] END)})
- 指定した地域と他の地域の差異を算出する計算式を作成
SUM([売上])-SUM([指定した地域の売上])
※[指定した地域の売上]=②で作成した計算フィールドの名前
- パラメータアクションを作成
指定した地域を基準に、他の地域との売上差異を瞬時に確認できるようになりました。
わーい(/^ω^)/
しかし冒頭の動画と比較すると、指定した地域のみがハイライトされているため見づらい……。
その場合は、すべての地域をハイライトさせるようにしましょう。
番外編 ~すべてをハイライトさせるには~
先ほどはパラメータアクションを使いましたが、今回はハイライトアクションを使います。
- ダミーの計算式を作成
※式の名前も、生成する値もなんでも良いです
- ①で作成した計算式をマークの[詳細]に入れる
- ハイライトアクションを作成
これですべての地域がハイライトされるようになりました!