この記事を読むと新人が社長を躍らせるにはどうすればよいかがわかります。また、踊る弊社代表(概念)が見られます。
(訳:「MMD」で調べると古くて複雑なやり方がたくさんでてきますが、今の時代Unityインストールの手間やpmx変換時にズレたテクスチャやボーンの修正は必要ありません。Blenderで気軽にVroidを躍らせましょう。)
レッツダンス
(訳:はよ情報だけくれという方は目次から飛んでください)
この方は私の会社の代表取締役の上野さんです。
躍らせたくなるようなお顔をなさっていますよね。
直接「踊ってください」とお願いしてもいいのですが、そうしたら上野さんはきっと等価交換として私にも踊りを要求してくるでしょう。日常的に職場をダンスフロアにするのは避けたい事態であります。ダンスバトルは何かおめでたいことがあった時にとっておきたいですよね。
①3Dモデルの用意(VroidStudio)
そういう考えもあり、まずは上野さんを3Dモデルにしてみました。
VroidStudioというソフトを使いました。
ここらへんの導入方法と作成方法は調べれば腐るほど情報があるので割愛します。
目はシンプルなものが無く、デフォルトの物を使うと上野さんが少女漫画のお父さんみたくなってしてしまうので、肌の色を白目に描くという荒療治で形成しています。
似ていますね。瓜二つとはこのことです。
ちょっとせっかくなのでVtuberになってみました。外見は可愛らしい4.5等身社長ですが、残念ながら中身は新人平社員です。
Webcam Vtuberというサイトを使っています。
これでいつでも上野さんを騙ってゲーム実況配信することが可能になりましたね。
②Vroid(.vrm)からMMD(.pmx)の変換
さっそく躍らせていきましょう。
VroidStudio(.vrm)で作ったデータを躍らすにはMMD(.pmx)に変換する必要があります。この段階で普通はUnityを使ったり、ねじれた手首を戻したり、禿げあがった髪の毛を整えたりする必要があるのですが、可愛い4.5等身社長にそんなことはしたくありません。
解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=KQj7rYXCzbc
配布先
https://bowlroll.net/file/267190
このソフト超便利です。
一瞬でモデルを複雑骨折させずに健康なままダンサーに変換することができます。ありがとう世界。
使い方はリンク先で見られる上めちゃ簡単なので省略します。
③モーションを付ける(.vmd)
最後の仕上げです。あとちょっとで踊る社長が見られます。
下記のリンクから、社長に躍らせたいモーションをダウンロードしてみてください。大抵の利用規約はダウンロードしてテキストファイルを見てみないとわからないおみくじ式です。
https://w.atwiki.jp/vpvpwiki/pages/15.html
.vmdという拡張子の踊りモーションを読み込むにはblenderにMMD Toolsというプラグインを入れる必要があります。
下記のURLから入れられます。入れてください。
https://mmd-blender.fandom.com/ja/wiki/MMD_Tools
ちゃんと下まで読んでアドオンのチェックボックス入れましたか?
入れていたら目の前に再起動したblenderが広がっているはずですね。
そしたら下記の手順で躍らせてください。
- サイドバーが引っ込んでいたら出す(キーボードNを押す)
- MMDタブを出して、シーン設定のモデルのインポートボタンを押す
- 社長のMMDを選んでインポート
- MMDタブのモーションのインポートボタンを押す
- 社長に躍らせたいモーションvmdを選んでインポート
これで社長は踊りだします。
これはカップケーキが嬉しくて踊りだしちゃった社長(概念)です。
これは資本主義社会の夜に理想を追い求める社長(概念)です。
これは人知れず地球を救った後宇宙から帰還する社長(意識体)です。
今回は書きだして編集ソフトで簡易的なエフェクト付けただけですが、ここまでくれば、カメラ動かしたり、3D背景入れたり、小道具持たせたり、遊び方は無限大です。
素晴らしいですね。社長を躍らせたい欲が昇華されていきます。
これで日常的に職場をダンスフロアにしなくても済むようになりました。
この記事を今読んでくださっているあなたも、職場や学校で躍らせたい人がいたら、軽率にダンスバトルを挑む前に是非この方法を試してみてください。