雑談

大学生活で得た知識〜その1

ここでは私が4年間大学に通い、そこで学んだことについて紹介しようと思います。私は3年次編入で大学へ入学したこともあり、まず雰囲気に馴染むことに一杯一杯でサークル活動などはほぼ全くと言っていいほど経験がありません。そんな中で唯一多くのことを学んだのは、研究室でのゼミを通した活動でした。

私がゼミの中で学んだことは大きく分けて以下の3つになります。

  1. 考え方には多様性がある
  2. 正解のみが全てではない
  3. 議論することの大切さ

研究活動を通して、定期的に研究の進捗を研究室全体ゼミとして報告を行っていましたが、報告の度に研究の方向性、アイデア、結果に対する議論を行うことで、上記の3つのことを改めて大切なことだと痛感しました。これは、これまでの高校生活(授業等)では、まず考えることのなかったことでした。私は、大学進学前、高等専門学校に通っていたため、卒業研究を一度経験したことがありました。しかし、高等専門学校時代の卒業研究では、議論するのは基本的に私と研究室の先生となることが多く、他の学生と案やアドバイスを出し合うということが多くありませんでした。そのため、進め方や考え方がどうしても絞られたものになりがちでした。

しかし、大学の研究活動を通したゼミでは、私個人の考え方やアイデアを紹介し、それに対するフィードバックや、改善点、アドバイスなどを先生を含めた研究室内の学生全員で議論することで、私が全く想定してないような課題、課題の重要性、改善策など様々な意見を得ることができ、課題・物事を多方面から観察することの重要性を身につけました。考え方には多様性があり、それを素直に受け入れることが大事だということを学びました。これは研究室内全体でのゼミによるものだと思います。また、研究活動を進める上で、上手くいくこと、そうではないものなど様々ですが、正解だけが全てではないことも学びました。小中高の授業などでは、問題に対して一つの解が存在する状況がほぼ全てですが、研究では、提案したアイデアが上手くいかなくとも、どういう状況のためそのような結果となったかを考察し議論することで、新たな方法を模索することに役立つことを学びました。失敗したからこそ得られる知識もあるという表現はよく耳にしますが、私は研究活動を通して、改めて体感しました。

これらの知識・考え方というのは大学に進学したからこそ得られたものだと思っています。大学で得られた知識は今後の社会生活でも役立つものであり、この知識を元に更なる成長ができるようになりたいと思います。

大学生活で得た知識〜その2「大学生活で得た知識〜その1」では私が大学の研究活動を通して学んだ考え方や意識の有り方について紹介しました。そこで、ここでは私が実際にど...
T.A
新卒1年目で働いてます。 まだわからないことも沢山ありますが頑張りたいと思います。