データサイエンス

データ分析官の自己紹介(自分自身、目標や課題について)

新卒3年目の可視化系の分析官の寺内です。

自分が就活生だったとき、働くということ、データ分析という仕事、弊社のこと、何も分かっていなかったと、今は思います。
そこで、就活生の皆さんの就職活動の役に立つように、自分自身のことを紹介する記事を書きます(2本立ての予定)。

  • 自分自身、目標や課題について(本記事)
  • 自分自身の勤務日のタイムスケジュールを起点に自分の仕事について(次回)

簡単な自己紹介

履歴書的な経歴
  • 1993/03 栃木県出生
  • 2011/03 栃木県立栃木高校 卒業
  • 2015/03 東工大理学部物理学科 卒業
  • 2017/03 東工大大学院理工学研究科基礎物理学専攻 修了
  • 2018/09 東工大理学院物理学系博士課程 中退
  • 2018/10 GRIに新卒入社
  • 2021/05 GRIに所属
簡単な自己紹介
  • 新卒2年7カ月目
  • 可視化系のシニア分析官
  • 28歳
  • 修士卒博士中退
自分が属するチーム

今、主に3つほどの可視化系の案件を担当しています。
大体の場合、私が属するチームは下記の構成です。

  • マネージャー(取締役)
  • シニア分析官(私)
  • ジュニア分析官(大卒新卒1年目)

喫緊の目標と課題

喫緊の目標

喫緊の私の目標は、シニア分析官の要件を満たし、プロジェクトマネージャーに昇進することです。
また、スムーズにプロジェクトマネージャーになることです。

喫緊の課題

下記に挙げていきます。分析技術や可視化技術というより、主にビジネスの能力(主に対人の能力)です。

お客様と、案件の継続・拡大のためのコミュニケーションを取れるようになること

当然、継続・拡大のためには、分析によってお客様がビジネスインパクトを出していく必要があります。そのためには、例えば、

  • 1つのテーマをずっとやらず、近い新テーマがあれば提案し移行して広げていく
  • 全てを一人でやり過ぎず、お客様を動かす。また、お客様が分析できるようになるようにサポートする

など、分析の前後も重要です。

安定して分析の要件を正しく理解できるようになること

稀にですが、お客様の反応がいまいちなことがあります。
その場合の大抵の理由は、ビジネスの要件の理解が浅く、分析や可視化が、的を得ていないことにあります。

そもそも、分析や可視化の目的は、ビジネスの要件を達成することです。分析や可視化は、それに従属する手段に過ぎません。
それゆえに、分析や可視化で最も大事なのは、ビジネスの要件の理解と言っても過言ではありません。

例えば、初めてのお客様への報告の場合、分析が的を得ていないと、初対面で無能であるという印象を強く持たれてしまうので致命的です。
また、ある程度信頼頂いているお客様への報告の場合であっても、時間を無駄に使ってしまってプロジェクトが遅れてしまうので、ビジネスインパクトが出なくなってしまいます。

しかしながら、ビジネスの要件の理解が浅いという現象は、(我々のような)業務委託で分析する会社にありがちなことだと思います。
なぜなら、事業会社の分析官に比べて、分析の期間が短かったり、発注者とのコミュニケーションがしにくかったりするため、やりにくいことは否めないからです。

これを避けるために、うまくお客様とのコミュニケーションし、自学を効果的に行いたいと思っています。

(逆に、分析や可視化の技術については、場数を踏んでいる分、一般的には、分析会社に分があると思います。※もちろんすべて一般論で、言ってしまえば、その人次第です。)

ジュニア分析官(大卒新卒1年目)とプロジェクトを成功させる、独り立ちしてもらうこと

プロジェクトマネージャーになったら、

  • 自分が手を動かすというより、部下にうまく動いてもらい、プロジェクトを成功させる
  • 部下に成長してもらう

必要があります。「ジュニア分析官(大卒新卒1年目)とプロジェクトを成功させる、独り立ちしてもらうこと」は、それ自体が重要なことですが、プロジェクトマネージャーとしての準備とも考えています。例えば、

  • 主体的に動いてもらう
  • スプリントを作れるようになってもらう
  • 成功体験を積んで自信を持ってもらう
  • 分析や可視化の技術を習得してもらう

ために、どう接したら良いか、と考えています。例えば、そのために、下記のように接することを心がけています。

  • ヒントは与えるが答えを教えないようにし、考えてもらうこと
  • 指示を出し過ぎないこと
  • コミュニケーションの頻度を上げること

話がそれますが、そもそも、会社によってビジネスの要件やデータが異なることから、データ分析は臨機応変さを求められる仕事です。
さらに、弊社では、パッケージ化されていないような、面白いが難しい分析案件を担当することが多いです。
そのため、弊社の分析官は、特に、新人であっても、自分で考えて動けるようになることが要求される、というのが会社としての特徴とも言えると思います(これは、新人が入社してすぐ1人で仕事をすることを意味しているわけでなく、主体的に動くことを意味しています)。

最後に

いかがでしたでしょうか。
おそらく、伝わらない部分も多くあると思いますが、雰囲気が伝わって、次回の布石となれば幸いです。

次回に続きます。