Tableau Data Managementの価格を検索すると旧価格の記事だらけなので最新情報まとめてみました。導入の参考になればと思います。
結論「全ライセンスの合計金額の25%*」です
*正確にはTableauCloudの場合はさらにResourceBlock費がかかります。
順を追って説明していきます。
まず「全ライセンス」の合計金額の25%になるという点、Tableauには御存知の通りCreator、Explorer、Viewerの3種類のライセンスがありますが、機能の一つ「DataCatalog(Tableau内でデータ管理がしやすくなる機能)」は全ユーザーが使える機能となります。その為Data Managementを導入する場合「全ライセンス分」必要となります。
TableauCloudはCloud環境のため、機能の一つ「Prep Conductor(Prep実行をスケジュール設定できる)」を回すリソース確保が必要になり、その為「ResourceBlock」を最低1つ(=1つのPrepを回すごとに1リソース必要)購入する必要があります。
特に管理者が利用するPrepConductorは非常に使い勝手が良いですが、費用の件もあるのでTableau担当者と交渉必須です。
なお名称ですが以前はTableau Data Management Add-onと呼んでいたと思うのですが、Add-onはとれて「Tableau Data Management」が正式名称となります。
Tableau OnlineがTableau Cloudに名称変更になったときのようにこちらもアップデートしておきましょう。
Tableau Data Managementとは
TableauData Management(Add-on)の主要機能はざっくり以下となります。
- Tableau Prep Conductor
フロー実行のスケジュール設定によるデータ加工の自動化 - Tableau Catalog
Tableauへ持ち込まれているデータのすべてを包括的に確認/理解しやすく - 仮想接続
DBへの接続/認証を一元化 - 一元化された行レベルセキュリティ
仮想接続上でデータポリシーを設定し、行レベルセキュリティを一元管理
詳しくはこちらから
https://www.tableau.com/ja-jp/products/add-ons/data-management
便利な機能だけに料金はそこそこかかるのでもう少しなんとかならないかなぁと思う次第です。Tableauからのアナウンスは目を通していると思うのですが、そんなとこ変わったのということもあるので、まめに情報拾いに行かないといけないなと思いました。ご参考ください。