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GRIのコーポレートサービス部の仕事

コーポレート部門で働く人材はどのような仕事をし、その部門は会社内でどの役割を果たしているのでしょうか?
一緒に確認していきたいと思います。

コーポレート部門は社長直轄部門の職場で、そこで働く人材はコーポレート人材と呼ばれます。
社長に代わりさまざまな業務を行い、会社全体の舵取りとして働く社員を指します。
例えば、人事労務、経理、総務、広報などの多様な職種があります。

参考: https://no-limit.careers/guide/10761/

売上に直接結びつく業務を担当する部門ではありませんが、企業利益に直接結びつく部門をサポートしたり、組織をマネジメントしたり、従業員の働きやすい環境を作ったりするなど……企業活動が大きな成果を上げて成長していくために重要な役割を果たしています。

こうした活動をする部門が、GRIでは「コーポレートサービス部」と呼ばれる部門になります。

本来ならば、経営管理部門は専門性の高い部門であり、長年のキャリアと実務経験のある専門家が集う場所です。例えば、経理財務であれば、会計・財務知識が必要、法務であれば、法律、労務であれば、労働規則などです。そのため、大抵の企業の経営管理部門は比較的に年齢高めの社員が多いです。
GRIのコーポレートサービス部では様々なバックグラウンドの人が務めておりますが、共通しているのはキャリアチェンジでさらなる成長を求めるタイプの人というイメージです。
例えば、保険会社に長年のキャリアを積んできた社員が労務士の資格を取得を目指しながら人事と労務を担当したり、エンジニアとして経験を培った社員が社内の小さなところからデジタル化やプロセスの見直しなどを行いつつ経理担当したり、起業の経験のある社員がCFOとして全体を俯瞰してとりまとめ役をしたりします。男女、専門性、国籍、年齢、経験、キャリアを問わず多様性に富んだ人材が集う部門です。極めて高い専門性が要求される部門からこそ「なんちゃって担当」と言えども、プロフェッショナル並、それ以上のレベルが求められます。
つまり、「得意とする土俵で勝負」よりかは、「得意の範囲を伸ばすため、新たな分野への挑戦しその分野のプロフェッショナルになる」という覚悟を決めて心構えのある人が多い印象です。甘い環境ではありませんが、自分が主体的に行動するのでモチベーションは結構高めです(笑)。
ところが、現在、当部門へのキャリア採用方針には変化が起きています。その背景には、GRIが今から数年後に株式公開できるよう目指して動いていることが挙げられます。会社を発展させるため、ビジネスモデルの構築や内部統制の整備など、マネジメントを徹底することが必要不可欠です。よって、即戦力となる人材採用に目を向けざるを得ない状況です。ただし、特定分野の専門知識があっても難しいのは、GRIでは解決が難しい課題(調べても答えがはっきりとは出ないもの)に直面した際に、実務的なレベルでの立案ができるかどうかを要求されるためです。

2023年4月時点でのコーポレート人材の割合は、データサイエンス事業部とイノベーション事業部に比較して全社員の頭数の10%程度でした。

上で述べたように、コーポレートサービス部の人件費は間接的にしか利益に貢献しないため、営業利益が下がらないよう、間接部門の人件費の10%のままで維持できるかどうかは次の課題です。

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