Tableauの書式設定。最初はあまり気にせず、蔑ろにしがちな機能かもしれません。
しかし細かくカスタムしたい、シートの一部を目立たせたい時に書式設定を工夫することで、
作成していたものがより良い見た目になること間違いなしです。
今回は書式設定の中でも、それぞれの違いが掴みづらいとされる枠線と線にフォーカスしました。
参考図はSample SuperStoreのデータで作成していますので、是非手を動かしてみてください。
枠線
書式設定の初期状態は以下。Tableauがいい感じに設定してくれた状態です。
(※以降、枠線の書式設定においてペインの設定値を赤太線、ヘッダーの設定を黒太線で示します)
行の境界線
ヘッダーの下にレベルの値を変更できるスライドバーがあります。
左右にスライドさせることでヘッダーとペインの線の本数が変動する機能です。
※左であるほど本数が減る ——> 右であるほど本数が増える(上図参照)
列の境界線
※列の境界線も行と同じようにレベルを変えると、線の本数が増えます。
合計と総計
合計と総計の設定値を確認するために、[分析]タブ>[合計]から以下を追加しました。
・行の総計を表示
・列の総計を表示
・すべての小計を追加
合計
総計
※先に合計を変更すると、連動して総計の設定も変更されますが、その後総計の設定を変更することで各線の色を変更できます。一方で総計の設定を先に変更しても、合計の設定は変更されません。
これは合計設定時、Tableauが総計も同じ色のほうが良いよねと提案してくれているからですね。
線
書式設定の初期状態は以下。※各線の書式設定を表現するために、図を適宜変更しています。
(※以降、それぞれの設定値を赤太線で示します)
グリッド線
ゼロライン
少し見えづらいですが、0軸が赤くなっています。
軸線
軸目盛り
これもまた見えづらいですが、各メモリが赤くなっています。
~ 以降の書式設定はそれぞれの線が図の中に存在する場合に設定値が反映されます ~
傾向線
リファレンスライン
ドロップライン
以上です。
この書式設定いつ使うの?というものも正直なところありますが、きっと知っておいて損はないと思います。
全て覚える必要はなく、実際に使う時のマニュアルとして役立てていただけたら……