お疲れ様です!
今回は、ツールヒント内Vizで描画するグラフの期間をコントロールする方法をお伝えしたいと思います。
実際にパラメーターでオーダー日を指定し、フィルターで指定したオーダー日の売上のみを表示するシートを用意しました。
使用データは、おなじみサンプルスーパーストアとなります。


指定した日の売上のみを表示するためのフィルター
#オーダー日判定
IF [オーダー日] = [オーダー日 のパラメーター] THEN TRUE
ELSE FALSE
END
さらに各棒グラフをマウスオーバーすると、日付ごとの売上推移を見ることができますが、描画範囲については何も設定していません。

そのため、2024年12月のデータを描画しているにもかかわらず、ツールヒント内Vizでは2021年のデータから描画が始まり、「大きすぎて表示ができない」という表記がされるなど、解釈に困る描画がされてしまっています。
この表示期間を「パラメーターで指定した日付と前後一日ずつのみ」を表示したい場合は、下記の計算式を作成します。
#ツール内BiZの描画範囲設定
IF DATEDIFF('day',[オーダー日],[オーダー日 のパラメーター])=1 THEN TRUE
ELSEIF DATEDIFF('day',[オーダー日],[オーダー日 のパラメーター])=0 THEN TRUE
ELSEIF DATEDIFF('day',[オーダー日],[オーダー日 のパラメーター])=-1 THEN TRUE
ELSE FALSE
END
この計算式をツールヒント内Vizで使用するシートのフィルターに配置し、真のみを表示するようにします。

配置後、大元のシートに戻ると画像の通り描画範囲が制限されていることを確認できるはずです!

以上、ツール内ヒントVizの期間を指定する方法でした!