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新連載「黒田涼の江戸東京細道散歩」
この度、作家の黒田涼(くろだ・りょう)さんにコラムを書いていただくことになりましたのでご紹介です。
黒田さんは普段から現代の東京に残る江戸の痕跡を探すことを趣味として、また仕事としても「江戸歩き案内人」として活動されておりNHKなど各種メディアでも露出されている方です。
関連する書籍もいくつか出版されています。
その黒田さんが江戸歩きをしている中で発見した東京に残る「細道」を時代背景や土地にまつわるお話と共に連載をしてくれることになりました。
現代生活図鑑では「時代を記録する」ということも念頭においたサービスのため、今の東京を記録するための貴重な資料としても楽しみな連載です。
※第一回目は近々アップいたします
以下コラムの概要と黒田さんのご紹介です。
■東京細道散歩:能書き
作家・江戸歩き案内人 黒田 涼
世界最先端の都市・東京では、日夜再開発の槌音が響き、広く明るく美しい街々が次々と出来上がり、古い町並みはすっかり消え失せてしまうかのようだ。
しかしそんな中にも、ひっそりと息づく細道たちが、ここかしこにその身をくねらせているのを私は知っている。
路地などという生やさしい表現ではとうてい表せない、まさに「細道」と呼びたくなるような、大通りから隔絶された、日の当たらない、時間の止まった道たちだ。
江戸のころから息づくそんな細道の数々を、これからご紹介していこう。
みなさんも私と一緒に、現代の「通りゃんせ」をお楽しみください。
■細道とは
ここで紹介する細道は、私・黒田涼の独断で選んだものだが、おおまかな定義は頭にある。まず、表通りから見えにくく、歩く楽しみと驚きのある狭い道が条件。自動車は通行できないが、公道もしくは近隣の生活道路として機能していること。歴史が古く、曲がりくねってアップダウンがあればなおよい。
■著者紹介
黒田 涼(くろだ・りょう)
- 作家・江戸歩き案内人
- 大手新聞社にて記者を16年務めるなど編集関係の仕事に携わったのち、2011年に作家として独立。現代の東京に残る江戸の痕跡を探し出すおもしろさに目覚め、江戸歩き案内人として各種ガイドツアー講師などの活動も行っている。江戸と言われる範囲をのべ2000キロ歩いて探索。江戸の街の構造、江戸城はもちろん、大名屋敷、寺社、街の変遷などに詳しい。
- 各種講座や講演講師、NHKはじめテレビ・ラジオ、新聞、雑誌などの媒体露出多数。「江戸城天守を再建する会」参事 専門委員。
■著書
※各書籍名はAmazon.co.jpへリンクされています
- 「東京名所 今昔ものがたり」(祥伝社黄金文庫) 2013年 現代東京の名所の土地が、どのような変遷をしたか、およそ50か所を案内
- 「江戸の神社・お寺を歩く(城東編・城西編)」(祥伝社新書) 2012年 江戸から続く東京の寺社1600を案内
- 「江戸の大名屋敷を歩く」(祥伝社新書) 2011年 東京に残る大名屋敷の痕跡を歩いて案内
- 「江戸城を歩く」(祥伝社新書) 2009年 東京に残る江戸城の跡を歩いて案内
■講師歴
- 「江戸城天守を再建する会」江戸ウオーク講師 2010年〜
- 雑誌「いきいき」江戸ウオーク講師 2010年〜
- 淑徳大学公開講座講師 2010年〜
- 新宿歴史博物館講演 2011年、2012年
- 千代田区シンポジウムパネリスト 2012年
- 三越 日本橋街大學講師 2014年〜
■フェイスブック
http://www.facebook.com/ryo.kuroda.96
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