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GRIの福利厚生:職住近接支援金についてより詳しく

こんにちは!コーポレートサービス部の社長室に所属しております、Pです。
6月の記事に福利厚生の制度の全体像からGRIならではの制度を紹介しました。その記事では、GRI独自ユニークな制度の一つとして「職住近接支援金」に触れましたが、毎年この制度について新入社員から同じ問い合わせが何件も来ているため、当記事に本制度について「会社の考え方」、「お住まいの選び方」や「申請の仕方」など、より詳しく紹介させていただきます。GRIへの入社をきっかけに、とくに遠方から東京に引っ越してくる方にとって、入社前の参考になればと思います。

6月の記事を読んだことがない方のために、本制度が生まれた背景とその概要から説明します。GRIの80%以上の社員は北海道から沖縄まで、遠方から東京に移住してきた社員が多い会社です。東京の生活に少しでも早く慣れるため、働き方を推進し通勤時間を削減するため、家庭と仕事の両立に寄与するため、GRI社員のさまざまなニーズにフィットするように環境を整備していた流れで、本制度が生まれました。

では、東京に引っ越すにはどのぐらいの予算を考えて、本制度を申し込めばいくらくらい初期費用の負担軽減ができるのか、見ていきましょう。
GRI入社をきっかけに、東京に引っ越すことが決まったら、物件にもよりますが、おおむね「50万円以上」がかかってきます。一括で支払うのは中々大変な金額ですね。
そこで、GRIは会社の居住地から直線距離で5km以内に新たに引っ越した場合、職住近接支援金として「20万円」を支給しております(年/1回限り利用可能な制度)。つまり、一時金を使って初期費用をおよそ40%くらいカットできるということです。考え方次第で、20万円未満で頑張って引っ越せたら、さらに差額が出るのでそれを生活費に回したりすることもできます。ただし、正直なところ港区に引っ越そうと思うのならば、なかなか現実的ではないと思います。

一時金を使って初期費用のコストを抑えることができるのは伝わったかと思います。
次、どのタイミングで会社へ申請し、いつごろ支援金をもらえるのか、これを説明します。
申請のタイミングが4月、または引っ越しするタイミングになりますが、会社からの入金は8月又は12月のボーナス時期に合わせて、となります。
つまり、引っ越し費用は立替をし、会社に対して「職住近接支援金の稟議」をあげて、承認が下りたら「経費精算」を行うという流れです。

また、そもそも東京の住まいのエリアを遠方にいながらどう決めれば良いのか?そして、GRI近辺に住むと財布への負担が一気に増えるので、本制度は本当に使えるのか?使っても継続的に暮らせるのか?……等 3月の入社に近くなれば皆さんから、一気に不安な声が増えます。
この不安を和らげるために、ひとまず、本制度を利用する社員の割合を見ていくと良いでしょう。社内データをまとめたところ、導入以来2023年7月時点での申請の件数は、正社員の20%とありました。その中、東京都内で引っ越す社員がいますが、遠方からの社員のほうが圧倒的に多いことをデータから確認できます。

そして、本制度を利用して引っ越しをしてきた皆さんの中で、一番人気なエリアは下記の①~③の3つエリア順となります。

① 都営浅草線(戸越駅)、
② 三田線(目黒駅・不動前駅)、
③ JR山手線(大崎駅、五反田駅、浜松町駅)

上記のエリアは、会社の居住地から直線距離で測定してみたところ確かに5km以内になっており、稟議の承認がおりやすいエリアの例です。そのうえ、生活の面では(特に戸越駅、不動前駅あたりは)生き生きとした商店街があり、有名な東京の下町で暮らしやすいと聞いております。

最後に、住まいの目安エリアを紹介します。引っ越しのタイミングが近くなったときには参考にしていただければ幸いです。

※薄いベージュの色はGRIの最寄りの駅です。
※会社の居住地から直線距離で5km以内、又は東京メトロ5駅圏内を目安にしてください。

例1:都営浅草線(戸越駅)
例2:都営大江戸線、三田線、新宿線(代々木駅、目黒駅、神保町駅)
例3:東京メトロ東西線(神楽坂、門前仲町)
例4:山手線(秋葉原駅、渋谷駅、千駄ヶ谷駅)
例5:私鉄 東急目黒線(不動前駅)

地下鉄路線図(/line.pdf)

https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/

なお、直線距離を測定にはGoogle Mapの便利な機能として「距離の測定」を使いました。地図上で右クリックすると測れますので、ぜひやってみて下さい。

 

引用
東京都交通局(https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/

 

サムネイルに使用したもの
Adobe stock(https://stock.adobe.com/jp
Liner Note(https://note.openvista.jp/2014/svg-rail-map

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