ETHNOGRAPHY
エスノグラフィー講座のお知らせ 〜観察から「人を知る」。そして生み出すインサイト。〜
〜観察から「人を知る」。そして生み出すインサイト。〜
■講座開催の背景
現代人の趣味・思考などが多様化するにつれ、企業活動の中での市場理解・顧客理解が一段と困難になってきています。
そのような状況の中、生活者の趣味・思考・消費活動等を理解する為に昨今ビックデータの分析がブームになっています。
しかし、ビックデータ分析は何かしらの行動の結果を定量的に分析するため、その時々の消費者像や意志、考えを汲み取ることが難しいとされています。そのような中、一人の人や特定の集団を深く観察し、そこから集められたデータを人間工学や心理学など人間に関する知見を元に分析するエスノグラフィー的調査手法が注目を集めてきています。
本講座を開催することにより、企業様の市場理解・顧客理解のサポートを行い、よりよい商品・サービス開発の一助となることを目指しています。
※エスノグラフィーとは
文化人類学、社会学の用語で、集団や社会の行動様式をフィールドワークによって調査・記録する手法およびその記録文書のことを「エスノグラフィー」(ethnography)といいます。エスノ(ethno-)は「民族」を、グラフィー(-graphy)は「記述」を意味し、一般に「民族誌」と訳されます。
近年ではビジネス領域への採用により、「生活者」の日常行動を包括的に知ることで、潜在的な価値や欲求を見出す仮説探索、発見型の手法として注目を浴びています。
■講座内容
本講座は、エスノグラフィー調査、分析、コンサルティング活動を行う辻中俊樹氏を講師に迎え、観察から生み出されるインサイトを得るための実践的な手法を学び、ワークショップを通して手法を体験し、報告書としてのまとめ、最後はプレゼンテーションをしアウトプットする所までを学びます。
本講座を学ぶことで得られるインサイト、アウトプットの参考事例を以下に掲載しております。
是非ご覧くださいませ。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
事例1 |
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事例2車 – “大切なもの”との共棲をどうするか – 事例3コーヒー – 習慣化する意味と飲まれないこと – 事例4カレー、おでん – 本当の“時短”とは何なのか? – 事例5シェア – 三世代連鎖のコミュニケーションと新しい消費 –
講座日時 | Part1・Part2 2014年11月10日(月)10時〜18時 Part3 2014年11月17日(月)13時30分〜17時 Part4 2014年11月25日(火)13時30分〜17時 ※時間は変更する場合はあります |
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会場 | 株式会社ジーリサーチ内コラボルーム 〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-40 ペガサス青山260 ※青山一丁目駅徒歩3分 |
カリキュラム | Part1 ・エスノグラフィー調査(観察調査)概要 ・事例紹介 ・手法を学習 ・ワークショップ(観察練習) ・発表Part2 ・分析方法の学習 ・アウトプット例の学習 ・分析〜アウトプット練習 ・発表とフィードバック ・まとめ ・課題発表(Part3の課題:フィールドワーク) Part3 Part4 |
受講費 | 100,000円(税別) ※ご請求書をPDFファイルでメールにてお送りいたします。講座開催前日までに当社指定の口座にお振り込みください。 |
受講人数 | 10名 |
受講対象者イメージ | 調査会社、メーカーの調査部・マーケティング部・商品開発部の若手や中堅社員の方で、エスノグラフィー調査(観察調査)の手法やアウトプット方法を学び、クライアントまたは自社の商品開発やサービス開発に活かしたい方 |
受講時に必要なもの | ・筆記用具 ・受講票 ※受講票はPDFファイルでメールにてお送りいたします。ご持参ください。 |
免責事項 | 本講座の内容は個人を特定できない形で弊社WEBサイトに一部公開させていただくことがございます。 また書籍やDVD等、講座内容をコンテンツ化することがございます。 |
主催 | 株式会社ジーリサーチ |
後援 | 株式会社プログラミングファスト |
■講師紹介
辻中俊樹
東京辻中経営研究所 代表取締役マーケティングプロデューサー
株式会社ユーティル研究顧問
日本能率協会などで雑誌編集者を経て、1982年ネクスト・ネットワーク株式会社を設立。生活を24時間スケールで補足する「生活カレンダー」方式によるリサーチワークを確立。団塊ジュニアに関する基礎研究をまとめ、「15(イチゴ)世代」というキーワードを世に送り出すなど、その「生活シーン分析」は評価が高い。
団塊世代のみならず、出産期世代からシニアについても造詣が深く、2010年には食のマーケティングに絞った活動を行うために、東京辻中経営研究所を設立。同社代表取締役マーケティングプロデューサーとして活躍する。
また、2012年より株式会社ユーティルの研究顧問として調査、分析、コンサルティング活動を行う。その活動の中で「生活動線」などの視点を生みだしている。
近著に「団塊が電車を降りる日」(東急エージェンシー出版)など編著書は多数。
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