DATA-SCIENCE

新連載「出口慎二のT-newsコラム」

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編集長の近藤です。

DATAEXPLORING(http://dataexploring.com/)代表の出口慎二さんにコラムを書いていただくことになりましたのでご紹介です。

DATAEXPLORINGはデータ分析をメイン事業にしています。

出口さんは個人的にTwitterのツイートデータを日常的に分析し、その結果をほぼ毎日自サイトやFacebookページで公開しています。

Twitterのニュースなので、T-news。

>>T-newsのDATAEXPLORINGサイトはこちら
>>T-newsのFacebookページはこちら

T-newsで公開されている分析結果の一例

T-newsで公開されている分析結果の一例

T-newsではテレビや新聞社のハッシュタグが付いているツイートデータを分析しています。

つまりメディアが消費者に対して発信している情報の中で、実際に消費者が反応している情報をまとめ、その中でどのような発言があったかを時系列で分析しまとめています。

そのため、Twitterのデータ分析をされている方がよく話される「ゴミツイート」と呼ばれるデータが少なく、かつ今どのようなニュース、ネタに対してどのように消費者が反応しているか、というを時系列で見ることができます。

今回、現代生活図鑑ではそのT-newsの分析結果を元に、出口さんにコラムを執筆していただくことになりました。

Twitterのツイートデータから時事ネタを分析し、今どのようなことが話題になっているか、どのような情報に消費者が反応しているかを、統計や分析の専門的知識がなくても分かるように解説してくださいます。

ツイートデータの有効な分析事例としてもとても参考になると思います。

今後の更新をどうぞお楽しみに!

※東日本大震災時のツイートデータを分析したこちらの結果は非常に貴重で興味深いものとなっています。

基本的に震災に直接影響を受けた人ではなく、ネットができる人、かつその中でもTwitterを利用できた人のツイートデータですが、その時日本で何が起きていたのか、どのようなことがトピックとなっていたか、時系列で話題が変わっていっているのが分かります。

当時の記録としても、大変貴重な分析結果と思います。是非一度ご覧いただくことをオススメいたします。

(著者について)
出口慎二(でぐちしんじ)
1972年生まれ。1997年、統計分析サービスを行う会社に入社。調査データの入力・集計から多変量解析による分析、関連するプログラミング業務などに携わる。退社後、2001年以降、個人でデータ分析事業を行なう。

2003〜2004年、IRJ(インターネットリサーチ研究会)にて会員社合同の実験調査プロジェクトの統括ディレクターを務める。
2004年、『自分でできるネットリサーチ』を3人共著で上梓。
2005年〜2007年、インフォプラント(現、マクロミル(2007年9月〜2010年7月はヤフー・バリュー・インサイト))に在籍してRQI(Research Quality Institute)を設立し主任研究員を務める。
2005年〜2007年度、サーベイ・メソドロジー研究会(日本行動計量学会の研究部会のひとつ)に参加、インターネットリサーチを含むデータ収集法の研究に携わる。

現在は現場におけるデータ分析業務に重きを置いています。

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