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想定外に新卒分析官が優秀だと思われる訳

分析業務はベテラン社会人でもキチンとこなすのが難しく、新卒が一人前になるには紆余曲折がある。そんな中、優秀な新卒が目の前に現れた。なぜ優秀なふるまいができるのか、その秘訣を共有する。

 

プログラミングが得意なその新卒は、試しに作ってもらったクローラを高速でコーディングしただけでなく、エラー処理や関数などを美しく構造化させていた点で周りを驚かせた。このようなコードは技術負債にならず、他の人がメンテナンスしやすいように考慮されているため、現場では重宝される。このような作法は授業で見に付くものではなく、本人が気付けるかどうかにかかっている。

 

多くの新卒が苦しむのが議事録や会議メモ。ベテランが読むと、参加した会議の理解度が手に取るようにわかる。その新人のはじめて書いた議事録は、ベテランが特に直す必要がなく構造化されて書かれていた。会議では、脱線がつきものだが、優先度に配慮された記述となっていた。どうして上手く書けたか秘訣を聞いたら、「議事録を書いてと言われたので、議事録について検索して、自分にとって分かりやすい議事録の書き方を探した」とのことであった。単純にマニュアルを読むのではなく、自分で解釈する姿勢を持っていることが分かった。

 

会議のプレゼンでは、人工知能の専門性の高い話を、どの順番で説明していくと理解しやすくなるか配慮しており、オーディエンスの表情を見ながら理解度を配慮しているのが分かった。会議でオーディエンスが不満そうな表情をしたら、次の会議までに説明方法の工夫を自ら考えている。

 

分析をサービスとして提供している企業では、クライアントとの分析定例ミーティングは、時間も限られているので、効率的な意思決定を促せるように準備することが重要である。よって、定例後は次の定例まで全速力で駆け抜けることが重要であり、上手く計画を作りタスクをこなさないと、満足いく成果が得られない。新人が作る計画は穴も多く、修正が必要なことが多い。どうせ修正されるだろうということで、計画を自ら作ることをさぼりがちになるのが常である。ただ、その新人は、たたき台を自ら作り、不明点を確認に来る。この姿勢によって、主体的に働くことができ、計画的に動け、効率的になれるのである。

 

優秀な新人の動きをまとめると、本質部分を自分の言葉できちんと理解し、仕事は誰のためにあるか理解しており、自分以外の人が効率的に動けるように配慮した行動をさぼらないことである。自分中心の視点ではなく、顧客視点に立ち、かつ全体が効率的に動ける俯瞰した視点を持つことが肝要である。

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